イヌジニ 公演情報 イヌジニ」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.2
1-20件 / 21件中
  • 満足度★★★★★

    殺処分ゼロ。
    とても心に衝撃を受けた作品でした。

  • 満足度★★★★★

    イヌジニ...
    タイトルの意味が素直に解りました。重いテーマでしたが役者さんが軽妙?に演じてくれていたので助かりました。でも笑いながら涙が・・・。愛護センターの職員の方、辛い仕事ですね。

  • 満足度★★★★★

    うーん、いい感じ...
    ストレートに楽しめる作品!テーマが、うーん、難しい。人間、矛盾の上に生きていることを痛感させられる。ひねた感想書いている人は、ひねた作品に好評価つけてる人な気がする...(通ぶりたくないので...)自信持ってこの評価です!ハンカチがいる作品なら、最初から言ってくれ~!(ソワレ、行けないぜ) 次回もよろしく!!!

  • 満足度★★★★★

    また観に行きます!
    笑ったり泣いたり、ぐんぐん引き込まれた2時間でした。
    重いテーマを取り上げていますが、色々な角度から見たうえで、まっすぐなメッセージの伝わってくる作品でした。
    何よりも、最後のワンシーンがじんわり心に響いて、何とも言えない涙がこぼれました。
    役者の皆さん一人一人も魅力的でしたし、見終わった後に余韻の残る、素敵な舞台でした。
    また観に行きますし、多くの方に観ていただきたいです!

  • 満足度★★★★★

    よかった
    殺処分、こんな重たいテーマで笑いも入ってて最高でした。

  • 満足度★★★★★

    観て良かった
    犬猫殺処分のお話。重いテーマですが上手く笑いを挟み、でも決して逸らさず、命の尊さを感じ心に残る舞台でした。人のあり方など色々考える機会を与えてくれます。

  • 満足度★★★★★

    おもしろい!
    動物殺処分というテーマ設定に目新しさはないが、面白いし、泣ける。隣の女の子たちもハンカチ握りしめてました。舞台に引き込まれる、これが基本です。犬猫たちのキャラクター設定もとてもユニーク。それによる笑いも十分に取れている。

    小中学校で公演したらどうだろうか。教育効果抜群だと思うけど。

  • 満足度★★★★★

    素晴らしい!
    ペットの殺処分の現状を背景に、社会問題に一石を投じる作品。
    ただ、ユーモアタップリにエンターテイメント性も持たせながら描かれるので、重くなり過ぎず、時間もあっという間に経ってしまった^ ^
    ペットの擬人化がわざとらしくならない演出と演技は見事としか言いようが無い。
    2016年の再演が待ち遠しい秀作です!

  • 満足度★★★★

    台風でも
    客席はいっぱい!個性的な役者陣が魅力的でオリジナルTシャツや、過去作品のDVD販売も魅力的でした!

    毎回思いますが、見れるものなら、何度でも見たいな

  • 満足度★★★★

    犬猫目線
    必要悪みたいに容認されている動物の殺処分、そこに疑問を抱くところから発生した
    センチメンタルコメディ。
    素晴らしいのはそれが単なる動物愛護スローガンではなく、“犬猫目線”であること。
    オリビア、一緒に遠吠えしちゃったよ。アオーン!

    ネタバレBOX

    明転すると黒ずくめの男が中央に座っている。
    片足を伸ばしてうらぶれた様子の彼に、作業服姿の男性が声をかける。
    「お前は、まだ大丈夫そうだな」
    それには答えず、「ふん、犬殺し!」と小さく罵って立ち去る黒い男…。

    作業服の男は安西と言い、動物愛護センターに勤務する公務員だ。
    そこでの彼の仕事は、持ち込まれた犬猫の殺処分。
    娘のサクラはそんな父の仕事を激しく批判する。
    そのサクラが突然飼っている犬の言葉がわかるようになったから大混乱。
    飼い主から見捨てられ、殺されるのを待つ犬猫たちの気持ちを代弁するサクラ。
    自分の仕事に疑問を持ち始め、殺処分でない別の方法を模索しようとする安西。
    そしてついに上司と全面対決することになる…。

    様々な理由から飼い主に見捨てられた犬猫たちのキャラが豊かで面白い。
    中でも出色は阪本浩之さん演じる黒い犬オリビア。
    その不自由な足と一緒に凄惨な過去も一緒に引きずる、人間不信に陥った犬だ。
    人間に対する距離を置いた視点が、哲学的で一貫している。

    「犬猫は人間の言葉を覚えるが人間は犬猫の言葉を覚えようとしない、
    その方が都合がいいからだ。
    人間は動物を裏切るが、自分たち動物はそんな人間を裏切らない。」

    このクールで突き放したオリビアの価値観が、ラストで効いてくる。
    元の飼い主を語るところ、そしてラストの遠吠え…。
    マジで泣かせる。
    阪本さんのキャラづくりに深みがあって、冒頭から台詞に過去をにじませる。
    笑いの多い作品の中で、批判精神がきらりと光る。

    父親を批判するサクラの台詞に具体性が無く、
    繰り返す「命」という言葉が一本調子になりがち。
    犬猫の言葉を理解できるようになる、という体験を通して得たものが見えにくく残念。
    父の仕事や世の飼い主たちの無責任ぶりを批判するだけでなく、
    劇的な体験を通して彼女自身も大きく成長し、行動も変化するという構図が見えたら
    もっと“通訳”として魅力的なポジションを得たのではないかという気がした。

    “飼い主の責任”ばかりが取り沙汰される問題の中で、
    人間に裏切られてもなお人間を信頼して生きる、動物たちの哀しいほど誠実な習性。
    そこに焦点を当てた、繊細さと優しさあふれる作品だった。
  • 満足度★★★★

    笑って泣いて考えさせられて・・・
    可愛いからと言いながら愛玩動物として飼い、都合が悪くなると身勝手に捨て、殺してしまう。あるいはノラに可哀そうだと綺麗事を言いながら、やはり身勝手に餌を与えノラを増殖させる。
    飼い主にしても、犬のリードを外したままにしたり、飼い犬が他人に絡んできても知らんぷり。
    飼育を禁止している場所で飼うのは序の口で、小便や大便は好き勝手にさせて処理もしないから、悪臭がひどい。
    そんな傍若無人な飼い主ばかりしかいない。そんな飼い主にマナーを求める事が、無理な相談だと思う。
    昔、職場に迷い込んできた犬を、お客様の迷惑になるからと躊躇もなく役所に引き渡していたのを思い出した。犬達から見れば、俺自身も死刑執行人に見えていたのかもしれない。

    ネタバレBOX

    動物は他の命を奪って食することで生きている。それはベジタリアンであっても同じことで、水だけでは生きられる動物はいない。
    人だけが、それ以外の理由で命を奪う。
    身勝手な考えで殺処分を望む飼い主、それを平然と申請用紙に記入させるだけで受理している役所の職員、命の重さに対する考え方に大差ないな、そんな事を思いながら観ていました。
    動物愛護団体と同じような名称の動物愛護センターが、役所の出先機関として殺処分をしていることにもビックリでした。
    オリビアの存在感が、とても感じられる舞台でした。
    もう一度見たいです。
  • 満足度★★★★

    世間に広く知ってもらいたいこと
    こんな話だったんですね。確かにタイトル通りのワンコ(とミャンコ)のシリアスなコメディで、考えさせられるなー。現実的にはモラルに頼るのはもう限界で、法規制が必要な気がしますが。

  • 満足度★★★★

    何かと惜しい仕上がり
    もっと突き抜けて笑えたら良かったのに。
    ちょっと硬すぎたかな。硬さと笑いのバランスがあと一歩。

  • 満足度★★★★

    笑いと痛みと。
    こんなにも犬になれるものなのかと思いました。
    犬ならではの集団心理、喜怒哀楽、たいへんな観察力なんだろうと思いました。

    とにかく役者陣が皆さん素晴らしいので、リピートして色々な角度から観たい舞台でした!

  • 満足度★★★★

    命のお話
    重いテーマををわかりやすく、それでいてピュアな思いがストレートに伝わってくる作品。

    ネタバレBOX

    主宰の佐藤氏が当日パンフに「この作品はおとぎ話のようなものかもしれません。」と書かれている。確かに物語としては物足りなさも感じるがおとぎ話だからこそわかりやすくストレートに伝わってくるということもある。役者さんの演技の熱さも感じられた。大人だけでなく子供も楽しめる作品だと思う。
  • 満足度★★★★

    とにかく、良かったです。
    先ず最初に。
    とにかく、観て良かったですよ。
    フライヤーのカッコイイ女の子の写真や、芝居の説明文から想像される物語と全然、違ったけれど、
    物語の進行も、ありふれたお涙頂戴の演出に、ベタな笑いも沢山あったけれど、
    ほんと、観れて良かった。ジーンときた。暖かくなった。涙もちょっと出た。
    良かったですよ。
    犬って、表情があって、考えてて、友だちになったりして。
    そういう、物とは違う生き物を「殺処分」する人間の奢りに改めて気が付かされました。ほんと、観て良かった舞台です。(^^)V


  • 満足度★★★★

    変わったのは人間
    当初予想していたのとは異なり、殺処分をテーマにした考えさせられる舞台でした。難しいテーマですが、コメディ基調でしたので重くなり過ぎず見やすく観劇する事が出来ました。
    以下、公演中なのでネタバレで。

    ネタバレBOX

    動物愛護センターで殺処分の仕事を行っている父と、ある日突然動物の言葉が理解できるようになったその娘を軸に、飼っている犬や殺処分待ちの犬達との交流を描いた舞台。
    犬達や猫の言葉が、純粋でかつ風刺的でもあり、考えさせられる。舞台中や当日パンフにもあるが、「不要な動物」、「不要な命」とは何だろう。

    全体的には難しいテーマを細かい笑いで和らげた舞台で、舞台後の挨拶にもあったが、少しでも考える機会になればとの話が実に良かった。

    ただ、人間側で観た場合、父の葛藤に比べ、動物の言葉が分かる故かとも思うが、娘さんが少し正論ばかりだったのは残念でした。目の前しか見えていない様な気がしてしまいました。

    又、少し辛口に書きますと、犬は基本肉食なので、ドックフードには他の動物の肉が含まれます。(100%植物のものもありますが、作中でも肉が食べたいとのシーンもありましたし。)
    人間やペットの為なら、他の動物は良いのかとなると、「命」そのものを扱う事
    になるので、実に難しいテーマですね。
    少なくとも私は、肉や魚を食べますので、やはり値札がついた時点で「物」なのですかね。

    色々書いてしまいましたが、それだけ考えさせられる良い舞台でした。


  • 満足度★★★★

    明るいコメディではあったが、テーマは重かったなぁ・・・と感想。
    タイトルは結構ストレートに付けたんだなぁと思ったデス。

    単純に割り切れない話を、危ういバランス感覚にて何とか乗り切ったかなぁと思えた約2時間強の作品でした。

    ネタバレBOX

    動物愛護センターとは名ばかりの、犬猫ペットの殺処分を生業とさせられた公務員の男とその一人娘(母はいなかったです)+飼い犬などが繰り広げるセンチメンタルコメディでありました。
    犬・猫役の役者さんが楽しげ(?言い切れないけど・・)に演技していたかしら

    動物が好きで獣医師になったという知り合いさんが、生かし助ける仕事ばかりでなく。命を奪う現場責任者としての獣医師も求められてるということで、免許を使わず普通に事務仕事をされていたのを思い出しました。

    まぁ殺処分場での立て篭もり=説得などで、その場で打ち解けた犬猫を自宅に引き取るというのもありがちであり、ファンタジーだなぁと思いました。
  • 満足度★★★★

    自分勝手な人間に・・・
    ペットは癒しや活力をくれたはずなのに・・・。

    現在、当サイトにアクセスしずらいので、
    【後日追記】

    【7/23追記】
    ペットとは、“愛玩動物”または“伴侶動物”のことであるはずだが、
    一部の人間には、“愛玩”の“玩”、すなわち“おもちゃ”としての存在になってしまっているのかもしれない。
    飽きてしまった“おもちゃ”は、ほったらかしにされ、最期は整理(廃棄)する。

    生命あるものを“おもちゃ”にしてはいけない。
    “伴侶”とするならばその責任を持つべきだ。
    「事情があるから」といって、整理(殺処分)するならば、
    飼わなければいいのだ。

    “殺処分”=“殺し”なのです。
    現在の日本では“犯罪”ではなく、“刑罰”も受けないですが、明らかに“罪”なのです。

    「事情があるから」といって、“犯罪”にならなければ、“我が子”を整理(殺処分)するのだろうか。

    “殺処分(整理)”は、飼う側のモラルの問題だと思うが、
    どこかの国のように、簡単に飼えない(買えない)システムを作ったほうがいいのかも知れない。

  • 満足度★★★

    ポスターに
    負けている。

    ネタバレBOX

    人間の身勝手さから処分されるペットたちの話。

    犬の遠吠えはお隣の駅前劇場でもありました。同時期に犬を扱ったお芝居が隣同士であるとは珍しいことですね。

    登場した動物たちは助かったようですが、登場しない動物たちはどうなるのでしょう。里親制度に注力している施設があったり、ブリーダーからの引取りは既に断っている施設があったのではないかと思ったり、今の現実そのものかどうかちょっと考えました。

    ミナモザ『ファミリアー』が思い出されました。そして、2012年に動物愛護法改正が行われたことを知りました。

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