再生ミセスフィクションズ 公演情報 再生ミセスフィクションズ」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.5
1-17件 / 17件中
  • 満足度★★★★★

    珠玉!
    『伯爵のおるすばん』以来1年数ヶ月ぶりのMrs.fictions単独公演は「再演とかしない村」出身の彼らが禁を犯して挑んだ(!?)再演作品集でした。

    それぞれ趣向を凝らした(作・演出・キャストすべて初演通りだったり、外部演出家を起用したり、別メンバーの戯曲のリメイクだったり)ラインナップに加えて、インパクトの強い怪人ビジュアルのチラシや怪人カードみたいなチケット、予約者全員に公演DVDプレゼントなど、いろいろと面白い試みもあり、企画力の確かさを感じました。

    かねてから評価の高い『東京へつれてって』や『お父さんは若年性健忘症』の安定感はもちろん、登場人物のチャーミングさが印象的な『ねじ式』、奇妙な味わいでじわじわとしみてくる『まだ僕を寝かさない』など、まさに珠玉の作品集だったと思います。

  • 満足度★★★★★

    堪能
    初見のMrs.fictions

    今回は犬と串の藤尾姦太郎さんの出演や、岡野康弘さんを「ナマ」で一回

    観たいという感情からの観劇。




    短編4本の構成

    面白かった。

    しかし、ほろっというか、きゅんというか、何とも不思議な感じ。

    15分という短い物語。




    若い人より、少し人生疲れちゃったかなーって思ってる人に観て貰いたいなんて思う。振り替えると、デフォルメしてるなかに、自分が居たりする気がした。

    あんな短い尺のなかに、過ぎていった時間がぎゅっと詰まっていた。

    『ねじ式(未来編)』

    どうしてだか、わからないが

    じんわりきた。

    本来の「ロボット」=「機械」=「道具」

    といった観念が通らない未来の様子。

    むしろ、未来の方がアナログな感情が必要だったりするのかもしれない




    犬と串の藤尾姦太郎さんの『東京につれてって』。

    ホームレスの藤尾さんにずっと、ずっと、恋心を持ち続けた小桜ちゃん(橘花梨さん)

    もう、あんな一途な想い、無理かもしれないが観ていて、

    恥ずかしながらきゅんとなった。

    最後に残ったバニラの香りの封筒。

    二人に素敵な時間が始まるとよいなと思った。







    『お父さんは若年性健忘症』も、ホントだったら、あんな奥様のように出来ないかもしれないが、夫婦の積み重ねた「愛」、「愛」以上の繋がりを、ふと感じた。さりげなく寄り添う空気良かった




    『まだ僕を寝かさない』ラストが秀逸!

    野口オリジナルさんがもう一度煙草を吸おうとベランダへ行こうとしたあたりから、もう、ぞくぞくした。岡野さんが素晴らしい。

    とても、千堂あきほの人とは思えなかった




    どの作品もぎゅっとつまった作品たちで

    とても、良かった。

  • 満足度★★★★

    何れも秀作
    各15分程度の短編が何れも秀作。短編ならではの良さが詰まった4作品。

    ネタバレBOX

    『ねじ式(未来編)』
    よくよく考えるとその設定には納得のいかない部分(黒川深雪演じるアンドロイドが工場の生産能力の全てを担っているなど)もあるが、そこを個々のキャラクタの作り込みで押し切ってくるところが素晴らしい。有り勝ちでは無い設定を、有り勝ちな展開で観る者を納得させるのが如何にもMrs.fictionsらしい。

    『東京へ連れてって』
    観終わったタイミングに感じた感覚が上野友之演出だなぁ〜、って。男と女の機微みたいなモノを扱わせると自然と上野ワールドの読後感が醸し出される。色々無茶苦茶なんだけど、ラスト何故かあの2人がきっとそれなりに幸せになっていくんだろうな、というか、幸せになって欲しいなと願ってしまっている自分がいる。

    『まだ僕を寝かさない』
    細かい小ネタを挟みながら、登場人物が増えていき、減っていく。友人の家に泊まっているシチュエーションを、ちょっと刹那的な演出で時間軸を飛び越える観せ方がお見事。如何にも”男の子”な作品で10代〜20代にかけての男の子の独特な情景を見事に映し出した青春群像短編劇。15分程度の時間の中に多くの”遊び”が盛り込まれていて、演者が楽しんでいるように観えるのも好き。

    『お父さんは若年性健忘症の』
    一度別キャストで拝見していて2回目の観劇となったが、シナリオの素晴らしさと、岡野康弘ならではのハマり具合が確認出来た。ラストに向かっての伏線回収が見事なのだが、やはり交差点シーンのデジャヴとラストの「羨ましいだろw」は秀逸過ぎる。交差点シーン始まったところから涙が止まらなくなって、ラストのセリフで涙腺崩壊。
  • 満足度★★★★★

    満喫!
    これがDVDになって届くんでしょー?!楽しみだわー!
    気に入った『まだ僕を寝かさない』については、ネタバレBOXにて。

    ネタバレBOX

    『まだ僕を寝かさない』

    今回、このお話が一番ツボでした!!!
    いつの間にか友人が増えたり、かと思うと連絡を取り合わなくなって、消えていく友人がいたり。これをそのまま、進行していくお話の登場人物が、いつの間にか増えたり減ったりしているっていうのがもう!ツボを突きまくりで!!
    一人になったときに初めて、あぁ、一人だなって気付くんだよね。

    男子しかいないパジャマパーティー風情も大好きなのよね…野口さん……ナチュラルな野口さん最高……野口さん……。
  • 満足度★★★★★

    今更ながらですが面白かったです
    短編4本、すべて初見でした。
    こちらの団体は何度か拝見してますが、
    ほのぼのとした、
    でもちょっとまどろっこしい会話のやりとりが好きです。

    各々15分でしたが、無駄のないつくりで、
    でもこれを長編にするのは野暮なんだろうな…と思わせる
    良作たちでした。
    特に2作目が心を揺さぶり、涙腺を刺激しました。

    エレベーターで受付にあがったあと、
    階下での並び順を再現させる為に、
    数人で区切ったうちの後ろの人を先にエレベーターに乗せれば
    受付の並び復元もスムーズになるかなぁと思いました。

    ネタバレBOX

    >ねじ式(未来篇)
    同名タイトルのマンガが関係してるのかと思いきや。
    会話のなかで「安藤さん」が何者なのか
    いいタイミングで判明するところが巧いなぁと思いました。
    人間らしくなっていく「安藤さん」に対して
    人間であるはずの岡野さん(役名失念…)のほうが
    ロボットに見えてしまう瞬間もあって不思議でした。
    ほんのり、老人介護的な空気を感じてみたり。


    >お父さんは若年性健忘症
    父が忘れてしまうことが考えの中心になっている娘と、
    「私を忘れても、また私と恋に落ちてくれる彼」を楽しむ妻。

    結局怒っても悲しんでもお父さんの健忘症が治るわけじゃないし、
    あるがままを受け入れ
    そこに楽しみを見いだす生き方を見習いたいと思いました。
    夫も妻も、どちらも幸せそうで。
    「…マル○ツだけど」という言葉にあるように
    妻も夫につきあいつつ
    けして現実逃避をしているわけじゃないんだなあ、と。
    そのあたたかい愛の形に号泣しました。
    「健やかなるときも病めるときも」という
    結婚式で誓う例の文言が私の頭の中をぐるぐるまわりました。

    父と母が買い物に出たあと、
    夫婦マグを「ちゅー」させる、娘の祝福の仕方も好きでした。


    >東京へつれてって
    ホームレスになった男性と、
    彼にずっと恋し続けて今も現在進行中の「小桜」ちゃんの会話、
    どれも決定打になりそうでならない感じ、
    でも前進はしてるはず、という二人の距離感が
    可愛らしくてキュンキュンしました。

    ラスト、無人になった「あの場所」を描くことで
    「東京で二人は
     贅沢ではないかもしれないけど幸せにやってる」
    と、こちらに感じさせてくれるのが秀逸だと思いました。


    >まだ僕を寝かさない
    怪談をしていると、いつのまにか誰かが一人増えている…
    というのをとっかかりに、
    いつの間にか会うことがなくなってしまう
    学生時代の友人達の話にシフトするのが面白かったです。
    最初は「男子、バカなことばっかりやって~」と、
    楽しく眺めていました。

    「いつの間にか」の怖さや寂しさ、やりきれなさ等を
    フッと舞台上に持ってくる「僕(岡野さん)」の表情が細やかで、
    特に野口オリジナルさんとの会話シーンが好きでした。
    これは過去じゃなくて思い出との語らいなんだな…と。

    過去の蓄積が現在の自分をつくっているのだなと
    あたたかな気持ちになりました。
  • 満足度★★★★★

    思い出しちゃって。
    観劇後に時間が取れず、鑑賞コメントを寄せるタイミングを失っていました。なのに、ふとした時に思い出すんです。「お父さんは若年性健忘症」の、ラストシーン。だからこれだけは書いておこうと思って、今更ですが書き込んでいます。
    「お父さんは若年性健忘症」。素晴らしい短編です。
    優しく切なくやるせなく、そして羨ましい。

  • 満足度★★★★★

    人恋しい
    やぁー、蟹撮り放題。お腹いっぱいです。
    全短編作品とも、気持ちがホッコリする作品でした。
    この作品に出てくる人のようでありたいし、人恋しくさせられた。

  • 満足度★★★★

    この夜
    面白い。95分。

    ネタバレBOX

    「ねじ式(未来編)」
    今村と岡野の兄弟が経営するスクラップ屋。拾われたアンドロイドの黒川深雪は解体の仕事をさせられて暮らすが、最近調子が悪くなり…。
    黒川をバラそうと提案する岡野に涙ながらに反対する今村という兄弟。黒川を中心にして二人の心の底の声が聞こえるよう。話的にスッ消え入るような(あっけない)終わり方だけど、けっこうイイんじゃないかなと。今村が黒川に「家族(母)」を重ねている感がじーんときた。

    「お父さんは若年性健忘症」
    オリジナルキャストってことで、安定感は十分。

    「東京へつれてって」
    山瀬:藤尾姦太郎 小桜:橘花梨 のキャスト。
    山瀬が、なかなかの浮浪者具合だった。ダメじゃないけど、ややのっぺりした印象。

    「まだ僕を寝かさない」
    岡野の部屋で男友達が一緒に寝るけど、実際にあった話をしたりして寝ない話。
    「水しかないけど…」は最高に笑った。これ以外も全体通して色々笑えたのが良かった。
    友情の非継続性を感じられる、寂しくもちょっとだけ前向きな話に思った。こういう不思議な感覚の一夜は、なんとなくロマンチックに思う。いい作品だった。
  • 満足度★★★★

    面白かった
    短編過去4作品の再演でした。

    『ねじ式(未来篇)』は、はじめ良く分からなかったけど、途中でストーリーと配役が分かってからは、とても良いお芝居だなと思いました。

    『お父さんは若年性健忘症』は、前回ごえん祭で観たので内容知ってました
    が、やっぱり良いお芝居です。

    『東京へつれてって』は、上野さんが演出に変わって、メンツも藤尾姦太郎さんと橘花梨さんの二人に変わったみたいだけど、これは作品も演技もとても良かった。

    『僕を寝かさない』は、まぁまぁだったかな?

    ネタバレBOX

    怪人カードの解説が秀逸でした!
  • 満足度★★★★★

    素敵な4編
    「東京へつれてって」以外は初見。中嶋さん描く女性が素敵で、演じる女優が素晴らしい。橘花梨さんが抜群に可愛い。DVD楽しみ!

  • 満足度★★★★

    いいテンポ
    短編が4作。各作品とも軽いノリで軽く笑わせてくれた。特に面白かったのは「お父さんは若年健忘症」

  • 満足度★★★★

    キャスティングがステキ!
    久しぶりになった、フィクションズ。どんな内容かしら?と思ったけど、観たことある作品も。そして、自他共に認める中嶋 ⇔ 上野 作品を改めてみると、上野脚本って言ってもわからないかも。上野さんが「自分が書いたのかと思った」云々の話もなるほどな~とか思ったり。フライヤーや開演前のパフォーマンスが気になる方は、公演の『説明』の部分を読まれると良いでしょう。これで納得できるはず。

  • 満足度★★★

    充実のラインナップ
    会場に入るとチラシの怪人が既に舞台上に。
    前説で本編とは関係ないことをお詫びされた。
    チケットの怪人カードや客入れの特撮主題歌も無関係ですね(笑)

    選ばれた再演のためか、全体的にレベルが高く良い作品が揃っていたと思いました。DVD頂けるんですか?楽しみだなぁ。

    ネタバレBOX

    ①「ねじ式(未来篇)」
    拾われたため、メンテナンス出来ずにガタが来始めているロボットと、拾い主の兄弟。とぼけていて噛み合わない会話にほっこりさせられました。
    物事を深読みして意味付けするのは何時だって人間だよなぁ。

    ②「お父さんは若年性健忘症」
    大好きな作品。
    今回はこれを観るために来たといっても過言ではありません。
    昨年の御ゑん祭りも良かったですが、
    今回のクールなお母さんも良かったです。
    父娘の会話も良かったし、何回でも一目惚れされるのって
    ある意味幸せなのかもと思えました。
    お父さんの家族への愛情ダダ漏れ加減に本当に泣けました。

    ③「東京へつれてって」
    ヒロインは天然だけど、一途でカワイイなぁ。
    好きな人はどんな状況になっても好き。たとえホームレスになっていても。
    一緒にいることに見返りを求めない、女性の愛情深さと逞しさを感じました。
    5年掛けて完成させた手紙の中身が気になります。

    ④「まだ僕を寝かさない」
    男同士の友達ってこんな感じ?
    掛け合いと飲み物の件が面白かった。
  • 満足度★★★★★

    笑って少し泣いた
    4篇の作品集でした。ねじ式(未来篇)のヒロインの方、たしかどこかで見たなーと思ったがすぐわかりました。1月に刻印を観ていたのでした。そんな事ばかり気になってしまったので、ねじ式以外の作品が好きですね。お父さんは若年性健忘症では、ジンワリと泣けました。アフタートークも充実していて、観に行ってホントに良かった。良い時間をいただきました。ありがとうございます。怪人、カッコ良かったです。

  • 満足度★★★★★

    みてきた
    フィクションズはいいですね。ロブスターが真っ赤でした。

  • 満足度★★★★★

    暖かい短編集
    再演となる4編の短編集からなる公演。どの作品も暖かく、味わい深い作品ばかりで大変面白かった。
    以下、公演中なのでネタバレで。

    ネタバレBOX

    『ねじ式(未来篇)』 ~ 近未来の話で、スクラップ工場を営む兄弟と女性型ロボットの会話劇。ロボットを軸に、物への愛情と再生を語りかける話。最後のロボットの言葉とそれを受けて無言でトランプを手にする兄弟が良い。

    『お父さんは若年性健忘症』 ~ 昨年観劇した「御ゑん祭」でも再演された作品で、この作品を観たので、本公演を観劇しようと思った作品。タイトル通り、父親が健忘症になり、昔のバブル時代の思い出と現在が分からなくなったり、家族の事も一部忘れてしまったりする。奥さんと娘の3人家族の居間での会話劇だが、会話が洒落ており、あまり悲壮感も感じさせない。それでいて、家族のつながりや愛情を感じさせる作品。2度目の観劇なので、内容は知っていたがそれでも尚、魅せられる。名作ですね。

    『東京へつれてって』 ~ 若いホームレスの男性とそのホームレスを慕う女性の物語。その想いは、男性がホームレスになる前から何年も続いており、以前に告白の手紙も出している。男性も好意は持っているが、現在の状況からとても受け入れられないと考えているが・・・。女性の一途な想いとそれの翻弄される男性の心理描写が面白い。ラストの暗転明けにも味わいがある。

    『まだ僕を寝かさない』 ~ 主人公の男性と男友達との他愛のない話が中心であるが、年を取るにつれ、永遠には続かない関係性も織り込んだ作品。
    他愛のない話をしている時はいつまでもこのままの関係だと思っているが、いつかは変わり始める。この現実の非情さも兼ね備えた、少し切なくもなる作品であった。

    4作品通じて思うのは、どの作品も人との関係性を暖かく優しく描いており、
    それでいて安易でハッピーなだけの作品で無かった。
    個人的には、とても好きな作品集でした。

    役者さんもそれぞれ当て書したような方達ばかりで、より作品に魅せられました。



  • 満足度★★★★

    早めに行くのが○(初日観劇)
    客入れの時から舞台上には怪人!
    ご希望のポーズで写真取り放題。
    人が少ない早い時間に行きましょう。
    本当、15min~は第2回とか見てるけど
    自分が見てない回の4作品がズラリ
    アンドロイド、
    健忘症、
    20代のホームレス、
    そんな特殊な人々と対峙する人々の
    優しさが滲んでくる作品ばかり
    暗転後の未来には不孝が起こるかも?
    そんな寂しさも感じる不思議な15分
    4作目は特に特殊じゃないけど
    男友達の楽しさと寂しさに
    自分達も重ねてしまう一時でした。
    上野さん参加のアフタートーク
    今村さんのライブ感が面白かった。

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