未確認の詩-ウタ- 公演情報 未確認の詩-ウタ-」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.8
1-20件 / 38件中
  • 満足度★★★★★

    なんかもううまくいえないけど。
    あの・・・

    なんてゆーか、じつは今日は人生の中でも一番か二番か三番か四番かくらいに悪いことが起こった日だったせいで、なんだったらもう死んじゃってもいいんじゃない?ってくらいにひどい状態になっていて、そういえばな感じで夜には観劇の予約をしてて、けれど、それがどこのなにでどんなのでなんてことはまったく頭から消えていて、なんとなく劇場に足を運んでいて、開始前のアナウンスで二時間オーバーの作品と聞いて辟易して、あーあ、なんだかなぁと思いつつ、ぼんやりと始まりを待ったあとしばらくしたら、あれ?笑ってるよ俺・・・となって、そして笑って、さらに笑って、笑って笑って笑って・・・

    最後は少し泣いていました。

    もう少し生きてもいいかなって思いました。

    ネタバレBOX

    健全な男子としておっさんとして、あのナマ足はやばすぎでした。ドキドキが止まりませんでした。

    むしろそれ見てもっとすげぇ生きてもいいかなって思いました。

  • 満足度★★★★★

    発想力!
    いつにも増して面白い発想、アイデアです!

    ネタバレBOX

    恋人を亡くした女性が、彼にあの時実現できなかった夢を、プロ野球選手の引退試合でホームランボールを受け取りたいという夢を叶えさせてあげたかったなと思った気持ちが発端となって妄想を生み、それがどんどん大きくなって宇宙規模の妄想にまで発展したSFファンタジー。

    未確認飛行通販…、個人個人の願いがエネルギーの波となって組織に届くと、最終的に子供の駄々的な欲求か、叶えさせるべき願望かを見極め、叶えさせる場合には最高のタイミングを見計らって瞬時に奇跡が起きたかのように希望通りの物や事象を勝手に送り届ける仕組み、組織のことです。

    彼はボールは受け取れなかったけれど、隣の受け取った人を讃え、そして何より引退試合でホームランが打てた選手のことを喜びニコニコしていました。あのとき彼は決して不満足な状態では無かったことを知り、彼女の妄想が抑えられ、徐々に妄想癖が治ります。

    未確認飛行通販の様々なエピソードを伝えたいと思うあまり、盛り込み過ぎの嫌いがあるように思えます。それぞれのエピソードはバカバカしくて面白く、繋がりを持たせたりして工夫は見受けられるのですが、一方で時間が長くなり、少し分かりづらくなるような気もします。

    いつもの宝塚系、幸薄そうなラーメン屋の奥さんなど女性陣が面白かったですが、聴覚が発達した宇宙人ミミコの気配が特に良かったです。それに引き換え、男性陣の滑舌の悪さが少し気になりました。
  • 満足度★★★★★

    B級のA級
    あいかわらずの肩肘のはらないライオンパーマ。

    観客席も「おもしろいもの見せてくれるんだよね」
    的な感じはなくて、全体的にふんわりお祭りの日に
    屋台のまわりに集まってきた雰囲気。

    なんか美味しいものでもあるのかな。

    ライオンパーマは演劇界の富士宮やきそばです。

    B級のA級。

    なんだかややこしい表現だけどそんな感じ。







    ネタバレBOX

    まず最初に、東銀座さんの短パンすがたにどきどきです。

    チャーさんは、あいかわらず何もやってなくても、わらってしまいます。
    投げかけないで、そっと置いてある感じ。
    あのグラサンを真面目にかけてるだけでもうやられる。











  • 満足度★★★★★

    複雑系
    複雑系の世の中を遊び心豊富に面白く表現した傑作です。

    ネタバレBOX

    いちばんツボだったのが、ラーメン屋に行列ができたシーン。
  • 満足度★★★★★

    20回の集大成! 2回目の観劇はさらに感動に包まれた。
    懐かしいライオンパーマと進化したライオンパーマが入り交じり、10周年20回記念公演に相応しい内容だった。

    この劇団のいいところは人間力。それが作品に出ている。だからどんな作品をやっても下品にならないし、どんなテーマを取り扱っても温かい。

    今回、大きく変わったと思ったのはフライヤー。そしてそのフライヤーに象徴される女性陣の大活躍。今までライオンパーマは硬派な男性劇団と思っていたが、今作は魅力的な女性陣が活躍していたのもうれしかった。

    ※千秋楽にもう一度観劇した。一回目ではわからなかったシーンとシーンの繋がりがとても良く練られていることに感動。そして全体を通して語られる物語が壮大な感動巨編であることに気づく。
    お見事。

    草野智之の笑顔が最高。

  • 満足度★★★★★

    現実も捨てたもんではない
    特に短パン刑事や銀河警察?の宝塚系の
    方が印象に残っています。
    最後に現実の限界云々・・という台詞がありましたが、
    あれをみて、未確認飛行通販なるものを引合いにだし、
    現実も捨てたもんじゃないということを
    思わせてくれた劇のような気がしました。


  • 満足度★★★★★

    無題711(13-136)
    18:00の回(パラパラと雨が)。17:15受付(階段中ほどに椅子が用意されていました)、17:30開場。17:56前説(2時間強)、18:04開演~20:08終演。こちらは初めて。このところ疲れが抜けないので今夜はできるだけ家に近い(北のほう)劇場がいいな、とそれだけの理由でみにきました、すみません。いつも、公演の案内をいただいていましたが、ようやくです。TVはニュースくらいしかみないのと、邦楽を聴かないのでモノマネ、パロディ物は苦手なのですが、いやいや、笑いました。いくつもネタがあったのでしょうが、エヴァはほとんどみていないし、ETも刑事ドラマもみないし、SFは好きだけどスペースオペラ苦手だし...とはいえ役者さんたちのほどよい外し方というのか、大真面目なところが可笑しかったです。物販でDVDあったのでしょうか、次回作のとき確認してみましょう。

  • 満足度★★★★

    癖になる味わい(笑)
    「肩肘はらずに気楽に観て」という雰囲気を感じる舞台。
    いつもながら不思議な魅力のある芝居だ。
    なんだかんだで楽しい気持ちになるんだよなあ(笑)。
    上演時間約2時間。

    ネタバレBOX

    銀河警察と短パン刑事、ボスが中心に繰り広げる刑事ものは大好物(笑)。
    このほか、ラーメン屋の行列の話やオオカミ少女、お母さんの誕生日会等、いくつかの物語が並行して繰り広げられるが、どれも大爆笑ではないが、
    「ふふっ」と思わず笑ってしまう。

    勝手にお約束と思っていた、SMっちっくなマスク、仮面の場面がなかったのは残念(笑)。
    この劇団が創り上げる世界は、癖になる味わいであり、以前の公演と似たようなキャラであっても楽しめる(笑)。
    というか出てきて欲しい(笑笑)。

    一緒に観劇した友人(芝居観劇は2回目)の感想は、
    「面白いんだけど、話が色々と並行していて、ついていけなかった。
    玄人好みの作品なのかな?テーマを絞っていて、時間がもう少し短い方が楽しめたかな」であった。

    公演終了後の挨拶で、いい歳だしいつまでやれるか分からないと
    おっしゃってましたが、これからもぜひ楽しい公演を続けて欲しいと
    思う。

    ライオンパーマさんは、私が掲示板に掲載している「【ご参考】残念な公演の共通点」を参考にして下さっているような気がする。
    そうであれば嬉しいかぎりだ。

  • 満足度★★★★

    大満足!!
    痛快、痛快!! 一見ばかばかしさの中に メッセージも詰まっていたりして 本当に楽しめました☆
    こういう楽しい作品を観ると、帰り道も ウキウキ気分で帰れます ^^

  • 満足度★★★★

    「コック」さん?
    うんうんうん。なるほどなるほどなるほど。
    小ネタをいい具合にちょいちょい挟んで、飽きさせない感じ。

    いちばん印象に残ってるのは、母さんの歌ですかね。母さん母さん母さん母さんのフレーズ、よかったなあ。

    芝居全体で観ると、途中の明転で、「あ、まだ続くのかあ」と思ったから、後半ちょっぴり飽きたんでしょうね。
    だって最初からもうずーっとパロディみたいなののオンパレードで。


    あと不勉強でわからなかったりするんですが、スタッフのリストに、「コック」さんがいます。「コック」さんて、あのコックさんなんですかね。フライパンでなんか炒めたりする人?途中で料理出て来ましたっけ?

    ネタバレBOX

    最初のホームランの場面から、ずっと「to be continued」で判断を留保しなくてはならなくて、頭のなかのスタックがオーバーフローしそうになりました。わあ、なんて容量の少ない脳みそなんだ。とほほ。

    結末は、ぼくはちょっとがっかり。途中から精神科医と患者がちょいちょい出てくるので、いやな予感がしたんだけど、その通りになってしまって。それまでの短いエピソードが全部患者の妄想、みたいなことになってしまって。

    ああいう結末は要らないと思うな。途中のエピソードの面白さだけで勝負して欲しい。そのエピソードも、パロディやギャグにあんなに頼らなくたっていいし。演技だけで面白くできそうな人たちがいっぱいいるのに勿体無い。パロディにばっかり頼っていると、パロディに頼らないと演技できなくなっちゃうよ。なーんてね。てへへ。なま言ってら。

    いや、ああいう結末が欲しいと思う人も一杯いるだろうから。好みなんでしょうかね。というか、ああいう結末がほんとになかったら、こう言ってる僕自身も「結末がないじゃん」って怒るかもね。どひゃーっ。観客ってのは我が儘で身勝手で無責任なものですね。

    全部パロディとギャグなので、最後の場面もなんかのパロディか?と思ってしまう。

    笑ってほしいところは笑えるように作る。感動してほしい場面は、感動できるように作る。クライマックスは「クライマックスだよ~」って真面目に大声で言ってほしい。そうしないとすっかんぴーの僕にはわからなかったりするのです。要はメリハリですかね。メリハリ。演技とか演出の。てへへ。またまたナマ言ってら。

    あ、でも。希望が叶わなくたっていいじゃないか的な結末は、発想の転換があって、やっぱりよかったのかなあ。
  • 満足度★★★★

    ギャハハハッ!面白かった!(*´▽`*)
    今回も次々におもしろキャラが登場で、あぁぁ~楽しかったぁっ!♪ヾ(*´∀`*)ノ会社でのストレスがぶっ飛びました!ありがとうございました☆彡(*^_^*)  (詳しくはブログで)

  • 満足度★★★★

    好きだけど…
    ん~、面白いは面白いんだけど
    理解力不足で時間軸をつなぎ合わせたり
    劇中劇?と現実の行ったり来たりが
    楽しめなかったです…
    前回公演もけっこうそうだったかな…

    俺の朝じゃない的な
    一本の筋でバカをやってくれるほうが好きです。

  • 満足度★★★★

    みました
    面白かったです。

    ネタバレBOX

    アーガイル5人姉妹好きかも。
  • 満足度★★★★

    面白かった!
    場面の展開が多く、面白かったです。ホームランボールを取るところは特に感動しました。

  • 満足度★★★★

    スカイハイ
    ばかなシーンを詰め込むってライオンパーマな造りで安心した。ところどころのハードボイルドなセリフもいい。

    ネタバレBOX

    ランダムに夢を叶える「未確認飛行通販」とか、売れないラーメン店の奥さんがチラシ撒くとか、人狼な女子高生とか、地獄耳な宇宙人とか、浮気問題に揺れる夫婦とか、裕福な五人姉妹とか、カジノ店突入前の刑事と銀河警察とかの話…これらが、彼氏が死んだショックから精神の病に罹ったこずえ(まじまあゆみ)の創作であったという作品。

    前半が求心力に欠ける印象。刑事らの話あたりから面白さが増して、舞台もノってったって感じ。全体的にしゃべりが聞き取りにくい箇所があって、笑いにくいかんじもした。言葉数が多いせいか(多少削ってもよいのでは)、テンポが若干悪かったせいか。

    OPでの野球シーン、中盤中盤に入る精神科医と刑事とこずえの話。ここらで、各話が小説のフィクションであったことが示され、そして、こずえの小説が終わりに近づくラスト、ホームランボールを取り損ねた彼氏・裕幸(草野智之)の笑顔を(映像で)認めるこずえに生気が戻る。バックの野球観戦者の表情もいい。ばかを重ねつつ、爽やかさを実感させられた。平日夜に観たいと思わせる舞台に満足しちゃった。

    「未確認飛行通販」自体は、こずえの願望の現われって感じもして材料的には良いけど、見せ方がわかりにくいのが残念。
    売れないラーメン屋の甲斐甲斐しい奥さんと浮気された奥さんを演じた内江志八枝の、かわいさとか色っぽさの表現が良かった。
    刑事物の話は、いかにもライオンパーマな感じがゆるくて面白い。ミミコ(前田無有子)のチャップリン好きでけっこう悲運なキャラも良かった。ルイを演じた東銀座晴海の足がキレイだった。
    裕福な五人姉妹の歌もいいし、奥さんと使用人ってオチもいい。笑いも多かった。
  • 満足度★★★★

    感動の作品になってました
    いやー,これは面白かった。いくつものストーリーが絡み合って,最初の幹へとつながっていき,最後は感動をもたらしていきます。けっこう,ツボにはまる笑いの個所もあり,2時間強も気になりません。それにしても,一人で何役もこなし大変だったろうな。ご苦労様です。また,今回は綺麗な女優さんもたくさんいて,とっても楽しく観れました。それにしても,よくこんな物語を想いつくよな~,感心してしまいます。

  • 満足度★★★★

    バカバカしさ(?)が・・
    何とも言えず面白かったです。この心地良いふんわりした面白さって不思議だなぁと思いました。色々なキャラが面白すぎて、本来のストーリーが何だったのか?と思ったりもしましたが、最後はしっかりとまとまっていました。何度も笑い、気持ちの良い2時間でした!

  • 満足度★★★★

    随所に笑い・・・
    小道具ありで、役者の方の七変化もあり、楽しく拝見できました。
    とくに短パンはちょっと世代も感じられて。

  • 満足度★★★★

    子どもの駄々ではない
    “ショートコントのようなシーンを積み上げて、一つの作品に仕上げる作風”
    だとホームページにもあるが、まさにそう。
    軽い笑いネタ満載のエピソードがいくつも展開して
    最後どこに行きつくのかと思っていると
    何だよ、えらく泣いちゃったじゃないの。
    じーんとくるようないい台詞言わせるんだもの。

    ネタバレBOX

    冒頭の野球場のシーンが秀逸。
    これでいきなりぐっとつかまれる。
    大ファンだった選手の引退試合で、裕幸はその選手のホームランボールをゲットする。
    大喜びする裕幸、そのシーンを回想して語るこずえ。

    「未確認飛行通販」のオフィスでは今日も
    人々の願いを叶えるべきか却下するべきかについて、碇指令が判定を下している。
    もし叶えば最高のタイミングで願いは実現されるが、
    碇指令が「子どもの駄々に付き合っている暇はない」と言えば、それは却下だ。

    そしてこのあと、人々の様々な願いが描かれる。
    ダム建設をめぐって狼の存在を証明しなければならない村の人々、
    行列を作りたいラーメン屋のけなげな奥さん、
    これからカジノ摘発に臨む刑事たちの打ち合わせ風景、
    母親の誕生日に一番望む物をあげたいと願う家族等々…。

    刑事たちの短パン論争とかエヴァンゲリオンなど
    ちょっと懐かし系のネタがえらく楽しい。
    早口の台詞が滑って感情が浅くなったのがちょっと残念。
    SFものや刑事ものは、単語や説明を聞き逃すとストーリーが途切れてしまうので。

    最後に、全てのエピソードは恋人を亡くして精神を病んだ
    こずえの小説であることが明かされる。

    「今あるものが何も救ってくれないなら、
    未確認とされる未知の力を信じたっていいじゃない」

    というこずえの叫びが悲痛で、彼女の心の痛みが伝わってくる。
    未確認飛行通販を生み出して自分で自分を救うしかなかったこずえに
    もう一度あの野球場のシーンを録画したビデオが再生される。
    実はホームランボールをゲットしたのは裕幸ではなく
    隣のサラリーマンだったのだが、そこには自分のことのように喜んでいる裕幸がいた。

    そして裕幸が叫ぶ。
    「僕の台詞は僕が喋っているんじゃない
    君が僕に言わせたい事を、喋ってるんだ」

    これが泣かせるんだなあ。
    私たちはみんな、“言って欲しいこと”を胸に会話している。
    期待通りの言葉が返ってくれば嬉しいし安心する、幸せな気持ちになる。
    だがそうでなければ怒ったり悲しんだり落胆したりする。
    喧嘩も誤解も憎しみも、みんなそこから発生するような気がする。
    絶望のあまり裕幸を自分の中で理想通りに創り上げてしまったこずえが哀しい。

    コントが徹底していることと、役者陣が達者なので成功しているのだと思う。
    それを重ねて最後にあの台詞だから、孤独や哀しみが際立って思わず涙がこぼれる。

    裕幸役の草野智之さん、短パンの話をしても泣かせる台詞を言っても
    台詞に説得力があってとても魅力的。

    母の誕生日を祝い、5人の娘たちが西城秀樹の「YMCA」の替え歌で
    「♪かあさん、かあさん…♪」と歌うのが素晴らしく、聴き惚れてしまった。

    結局こずえは裕幸の真の笑顔に気付いたわけだし
    もしかして未確認飛行通販で願いが叶ったんじゃない?
    今ある物が救ってくれない時代に、未確認飛行通販ってすごくいい発想。
    あの碇指令が判定を下すのはちょっと不安だけど。
  • 満足度★★★★

    言いたいことはありますが
    全力で人を楽しませようとしている人達を、またそれを体現している作品を応援したくなるし貶す気にはなれない。

    ネタバレBOX

    確かに、オモシロ部分を上乗せ上乗せで、寿司にチョコレート掛けちゃったみたいな感じは否めないですけどね。後、女優陣がいつもの作品以上に素晴らしかったです。

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