軍鶏307・改訂版 公演情報 軍鶏307・改訂版」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.4
1-20件 / 22件中
  • 満足度★★★★★

    泣いた
    心にドカンと来た。
    ラストてファンタジーになる瞬間がたまらない。
    もりちえさんがセクシー(笑)

  • 満足度★★★★

    Bバージョン
    初演から時を経て観たAバージョンと異なり、先の展開が鮮明に思い出せる分、泣きがフライング気味(笑)。
    また、キャストの違いも甲乙付け難く、むしろ折にふれ様々なさくらやメンドリさんを観てみたいと思う。

  • 満足度★★★★★

    力強い作品と劇団
    戦争ものということで、エネルギーが大事になってくる作品だと思ったのですが想像以上の力で終始圧倒されていました!

    舞台前も笑顔で案内していただき、とても良かったです!

    作品と劇団とが同じ方向を向いていて良かったです!

  • 満足度★★

    戦争もの
    ずっと観てみたかった劇団
    戦争ものは苦手だが
    あまり悲惨にも脚色しすぎず
    その時代に生きてる人々を描いていた

  • 満足度★★★★★

    圧巻! すごすぎる舞台!!
    ただただ圧巻!!
    最初から息をつく間もないほどの迫力と素晴らしいテンポで引き込まれっぱなしの115分でした!舞台も照明も素晴らしく、役者の熱演にも感動しっぱなしでした。あの狭い舞台がとても広く感じられ驚きました。
    戦争なんてTVでしか見たことしかなく、「戦争うんぬん」というだけで実感がないというか絵空事のように思っていましたが、この舞台では共感しっぱなしで何度も涙が流れました。
    そして一番驚いたのはチケット料金!こんなにお安くて良いの???
    ぜひまた見たい劇団さんです!

  • 満足度★★★★★

    素晴らしかった!
    の一言です。正直、戦争をテーマにした重い気分になってしまう事が多いので、どうかな・・と思っていたのですが・・本当に良かったです!役者さん達の熱い演技も素晴らしく、手のかかった美術も素晴らしく、ストーリーも感動的でした。文句なしです!この劇団の他の作品も、是非観たいと思いました。

  • 満足度★★★★

    舞台装置に引き込まれ
    戦後の九州、堕胎をしていた病院につけられた蔑称307。戦争に運命を狂わされた女達と男達のやるせない心情を、きめ細やかに激しく描く。人物造形がしっかりと描き込まれ、医者や患者、ヤクザ達のキャラがそれぞれしっかり立っていた。真っ暗い照明や作り込まれた舞台装置を前に、物語の中に否応なく引きずり込まれてしまった。これ、題がイマイチなんじゃないかと。意味が取りづらいっす。

    ネタバレBOX

    息子を戦争に行かせたくなかった母親の、狂気なまでの愛情に共感できるか?私は出来なかったけど。。。
  • 満足度★★★★★

    コスパが凄い!
    もし、自分がこの公演のプロデューサー的な立場だとしたら、「こんな、手間ひまかけて、こんなに熱演して、こんな料金じゃ大赤字だょー」と叫びたくなるような芝居Σ( ̄。 ̄ノ)ノ
    しかも、Bバージョン初日と言う事で、より安い料金で・・・
    ほんと、あたまが下がります。

  • 満足度★★★★

    3500円でこのしっかりしたセット
    3500円でこのしっかりしたセットや飛行機と雨を降らせるとは凄い。
    有名人の1万円の作品はもういいかな、ぼったくり過ぎ。
    東 憲司さんはとても良い作品。もっと上に行くでしょう。
    倉庫を劇場にしているので手作り感が一杯ですが、天井が高くしっかり照明がくめる。

  • 満足度★★★★

    初★桟敷童子
    前々から面白いと噂を聞いていたので、久しぶりに知り合い出てない舞台のチケット買って見に行きましたが、これはとても熱のある舞台でした。ちょっと場所がわかりづらかったのですが、お出迎えをキャストの皆さんが気持ちよくやって下さったので、すっきりした気持ちで舞台を迎えられました。
    内容は観てもらえれば、ということで割愛致しますが、人間は強い!という気持ちが伝わってきました。役者の皆さん、みんな好演されていたのですが、僕の中では特にメンドリさん役の板垣桃子さんが良かったです。冒頭の静寂の時間は印象的でした。何度か胸が熱くなるシーンもあり、芝居終わるまであっという間。終わって、こんな時間やっていたのか、とビックリしました。美術が劇団員の方がやったと聞いて、それも感動。気持ちのいい、素敵な劇団と巡り合えました。

  • 満足度★★★

    戦後の混乱期
    劇団が演劇にかける思いがひしひしと伝わってきた。ストーリーは説明にあるとおり。
    役者の皆さんが、戦後の混乱期の人々になりきっていて、観ているほうを飲み込んでしまった。セットもその時代がよくあらわせているように思った。
    役者以外の皆さん(受付や案内役)もとても感じがよかったです。

    帰りに道すがら観たスカイツリーの紫の照明がとて見きれいでした。

  • 満足度★★★★

    弱者たち
    評判良さそうなので観劇。115分あっという間。面白かった。

    舞台美術と照明の出来が良い。
    接客の体勢が抜群に良い。マンパワー全開って感じ。

    ちなみに、キャストが若手中心に組んだらしく、この点良い方に転んだのだろうと思う。個人的にはね。

    ネタバレBOX

    大戦後の能嶋病院という、性犯罪被害者の堕胎を行い心と体の治療療養をする病院が舞台。満州から引き上げてきた看護婦・桜(椎名りく)が訪れているところ、地元ヤクザの楢崎組のチンピラたちがやってきてメンドリさん(板垣桃子)を出せという。メンドリさんは息子を戦争で失ったショックで精神に異常をきたした女性で、港で米軍将校が婦女暴行を働こうとした際、将校を殴ったため、将校が米軍物資の横流しなどで取引きのある楢崎組にメンドリさんを連れてこいと依頼をしたのだ。メンドリさんを守ろうと、病院や女性らを悪く言うチンピラたちに牙を剥く女性たちは物干し竿を手に闘う…。

    OPのメンドリさんの演技と演出で、いきなり心を掴まれる。息子の遺骨が届いたシーンの静寂とかゾッとするくらい。

    確かに、メンドリさんや桜を中心とした女性の闘いが主軸と思うけど、むしろ、病院院長・図書助(稲葉能敬)にチンピラと罵られたチンピラたちの、どうにもならない弱者の叫びが気に入った。
    組長の異母弟・兵悟(深津紀暁)をはじめ、兄貴分の籔(桑原勝行)、図書助の妹といい感じになる信介(井上昌徳)、飛行機(軍鶏307)の設計をした彦市(橋本克己)の4人は、立場の弱い人間が心を痛めながら、人さらいなんてやりたくないけどやらないといけない、ダメと分かっていてもやらなきゃならない愚かさをちゃんとに体現してたと思う。
    さらに言えば、病院関係者もその患者の女性らもチンピラたちも、皆弱く、戦争に負けた国を体現した存在のようにみえた。(もちろんその中にはポジティブなパワーが詰まっているのだけど)

    メンドリさんを奪い守る姿も、和解して「軍鶏307」を一緒に造り上げる姿も、命をかけたり法を犯したりして他人を思いやる姿も、どれも美しくて不格好で、そんなところが胸を打つ舞台だった。
  • 満足度★★★★

    グっときました
    骨太でアーシーな、なんとも熱い芝居。戦後の混乱期を生きた人達のたくましさが身に沁みましたね。ラストの仕掛けもお見事!

  • 満足度★★★★★

    感動した
    Aバージョン観劇。
    相変わらずセットが素晴らしく、舞台装置もどういう仕掛けになっているのか見事な出来栄え。
    役者も熱演で、戦争の恐ろしさと女性のたくましさに考えさせられた。
    スケジュールを調整してBバージョンも観たい。

  • 満足度★★★★★

    絶賛します!
    これは凄い。演技は文句なし,ストーリーにも感動をおぼえ,まさに芝居を観たって感じで満足。こういう芝居に遭遇するから観劇はやめられない。開演前の入場整理から,終演後のバックステージ見学を含めて,役者さんが全部を手作りしているのも,芝居が時間ちょうどから始まったのも好感度は高い。とにかくこの芝居は見逃したら後悔すると思う。おススメです。

  • 満足度★★★★

    演劇の醍醐味!
    過言ではない。なぜこの芝居に空席が生じるのか分からない。あの会場ならチケット即日完売になっても不思議ではないくらいの力量ある劇団である。全然おしゃれじゃないけどアングラ風だけど多少古臭いかもしれないけれど、それがなんだ!そんな私も観たい観たいと思ってて実は今回が初見だったのだがもっと早くに体験すべきだったと悔やんでる。これぞ演劇。

    ネタバレBOX

    希望の象徴となるはずだった飛行機の搭が予想(その完成がエンディング)に反してまさかの崩落を経てめんどりさんを死地へと赴かせた時、観客は銃声とともに絶望の深淵に突き落とされる。一転、光溢るる和やかな雰囲気の中、めんどりさんが相変わらず「行かんでええ」「行かんでええ」と心の中で絶叫していたのは生への讃歌に他ならない。そして圧巻の、驚愕のラスト!軍鶏307はめんどりさんの「生きよ!」という思いを人々に運ぶのだろう。板垣の役者魂が燃え爆ぜっていた。
  • 満足度★★★★

    Aバージョン
    めんどりさんの究極の母性と三度の「行かんでええ」に泣かされる。
    「行かんでええ」は最初のが呼び水で2度目で大泣き、最後のがトドメ、的な。
    先日観たオフィス・パラノイアの『罅割れた盾』とはテーマがカブりながらも描き方が全く異なるのも妙味。

  • 満足度★★★★★

    絶賛!!
    以前からフライヤーや公演情報はチェックしていたのですが、なかなか機会が無かった 桟敷童子 さん。。

    papasanのなりの勝手なイメージを作っていたんですが・・・ イメージ通りの、いやいや それ以上の   素晴らしいお芝居でした!!!!!

    2007年に初演されていますが 改訂版 としての舞台、堪能してまいりました。

    戦後の九州・長崎を舞台に、戦争で愛する者・大切な人を失ってしまった者達 特に女性にスポットをあてて絶望、悲しみ、そして希望を描いた 感動目いっぱいな作品でした。

    開演前の受付から誘導と出演もする劇団員さんたちがやっていましたが、きびきびした対応にまず好感もてました。

    そして、当日パンフに書いてあったのですが、小屋入りしてから10日も舞台美術をつくり込んでいるという  素晴らしいセット。 
    いまどきの劇場を借りて1週間のスケジュールでは考えられないやり方ですよね。。

    衣装も細部にまで凝ったものだったし、"こだわり"が伝わってきました!!

    ストーリーも きっちりとした 芯のある物語、キャストの演技もハイレベルなものだと思います。

    久しぶりに 本格的・正統派の お芝居を観たきがしました。

    タイトルの『軍鶏・307』 も後半 その意味がわかるのですが、そのあたりから 胸がキュンとしめつけられるような感じです!!

    前半・後半で一部キャストを入れ替えた2ヴァージョンでの公演とのことだけど、「もう一度行きたいな」  と感じさせられるものでした。


  • 満足度★★★★★

    素晴らしかったです
    戦争が終わり、せっかく生き残れたのに、手放しで喜べない人々の葛藤と、襲いかかる現実。『生きる』だけでも戦いであるが、懸命に生きる人々の希望や、見えない絆が、素晴らしかったです。

    雨なのに、公演前なのに、衣装着た役者さん方がお出迎えして下さり、爽やかにテキハ゜キと劇場案内で、とても感じ良かったです。公演前の役者さん方に申し訳ないと思いつつ、なんだかワクワクしちゃいました。場内に入って、さらにワクワクしちゃう美術の素晴らしさに、期待も膨らみます。作品も期待以上の素晴らしさで大満足でした。美術の素晴らしさは、天下一品!なんてったって、場面転換もスムーズで、雨も降っちゃうし、拘りの色使いや質感、素晴らしかったです。バックステージツアーの日でしたので、公演終了後、舞台に上がり、美術を間近に見れ、2階に上がる事もできます。全て劇団の手作りと聞いて、驚嘆するばかりです。

  • 満足度★★★★

    気迫あふれる公演…ただ台本には疑問も
    以前見た「蟹」があまりに素晴らしく、今回も期待して行きました。

    結論からいえば、今回も気迫が伝わってくる上演で、
    また、今回も役者自身が衣装を付けたまま、
    受付や会場案内等も親切にこなすシステムでした。
    冒頭のコーラスも斉唱(ユニゾン)ながら声が揃っているし、
    手抜かりはない。舞台装置が凝っていて素晴らしいのも相変わらず。

    話は、先の大戦の、戦中から戦後の混乱期の話。
    ただ、話の、特に前半部にはちょっと疑問が。
    (以下ネタバレ)

    ネタバレBOX

    はじめに、軍国夫人のような主人公が出てきて、
    竹槍で鬼畜米人を刺す訓練を人一倍こなす。
    周囲からは拍手が・・・。

    ところが、息子の応召には、何としても抵抗しようとして、
    今度は周囲からは非国民呼ばわり。

    天皇陛下の悪口まで言い出し、憲兵に連行されたり。
    そして、息子は戦死し、彼女は精神を病む。

    しかし、どうしてこの人がこのような二面性を有しているのか、
    私には腑に落ちなかったのが正直なところ。

    それから、(反戦ものの演劇ではよくあるのだが)現在の価値観で
    当時の思想を批判する、というのは、私はあまり好まないのだが、
    息子の応召に対する彼女の台詞は、いかにもそれであった。

    要は私としては前半の彼女についての上記2点が、
    まずは気になってしまった。

    もっとも、以上は、この芝居の初めのエピソードに過ぎず、
    話はここからさらに、どんどんと展開していく。
    そこには、やはり見所も多くて、この劇団の底力を観たような気がした。
    ただまあ、前に観た「蟹」の方が、ストーリー性も優れていたかなあ。

    そういうわけで、某ライバルサイトの評価方法にならって
    ストーリー 2P
    演出    4P
    キャスト  5P
    音楽    5P
    としました。ストーリーには辛い評価ながら、
    他は高評価ということで、総合評価は星4つとしました。

    終演後は、バックステージツアーもやってくれて、
    この凝った舞台装置を近くで見せてくれるなど、
    サービス精神も相変わらずでした。

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