満足度★★★★★
絶賛!!
以前からフライヤーや公演情報はチェックしていたのですが、なかなか機会が無かった 桟敷童子 さん。。
papasanのなりの勝手なイメージを作っていたんですが・・・ イメージ通りの、いやいや それ以上の 素晴らしいお芝居でした!!!!!
2007年に初演されていますが 改訂版 としての舞台、堪能してまいりました。
戦後の九州・長崎を舞台に、戦争で愛する者・大切な人を失ってしまった者達 特に女性にスポットをあてて絶望、悲しみ、そして希望を描いた 感動目いっぱいな作品でした。
開演前の受付から誘導と出演もする劇団員さんたちがやっていましたが、きびきびした対応にまず好感もてました。
そして、当日パンフに書いてあったのですが、小屋入りしてから10日も舞台美術をつくり込んでいるという 素晴らしいセット。
いまどきの劇場を借りて1週間のスケジュールでは考えられないやり方ですよね。。
衣装も細部にまで凝ったものだったし、"こだわり"が伝わってきました!!
ストーリーも きっちりとした 芯のある物語、キャストの演技もハイレベルなものだと思います。
久しぶりに 本格的・正統派の お芝居を観たきがしました。
タイトルの『軍鶏・307』 も後半 その意味がわかるのですが、そのあたりから 胸がキュンとしめつけられるような感じです!!
前半・後半で一部キャストを入れ替えた2ヴァージョンでの公演とのことだけど、「もう一度行きたいな」 と感じさせられるものでした。