CoRich舞台芸術アワード!2018

「人造カノジョ~あるいは近未来のフランケンシュタイン~」への投票一覧

1-6件 / 6件中

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投票者 もらったコメント
kurotangokurotango(84)

3位に投票

おもしろかった。最後のオチは見事!
今回は「恋愛シュミレーションゲーム」を通してA Iの近未来を見せてくれたが、違ったネタで造って近未来のAIに対する恐怖をアピールするのもアリかな?と。

長寿郎長寿郎(5740)

3位に投票

う~みゅ 面白かった(^-^)

あぁ小劇場系な
ありそうなセットに衣装にキャラで
ふーん王道やなぁとか思わせといて・・・・
自分的に大変受けたなぁと強く感じた1時間50分
中盤過ぎ位で退席した方がおられたが・・・
この作品はラストで役者さんが頭を垂れるまで鑑賞しないと
とかは思えたなぁ

ゲーム筐体である彼女は
3Dプリンターで人工細胞をベースに作られた体に
電子頭脳をセットされた身体です
外部入力用には特大USBジャックを背面?後頭部?に接続する仕様でした

全体にブッ飛ばすギャグストーリーのくせに
ラストにハードSFもってくるのと
妙に実話感の篭った
*なぜ彼女となった女性は元彼との思い出を語るのか*
=私の全てを知って欲しいから=
という恋愛ものの深い話も押さえてて
なかなかテンポ良く
辻褄の合わないとこー御都合主義ー無く
上手に作品纏めていたなぁと感心しきりでありました
開演時間も守られてて自己採点で減点無かったんで
星数は5つですわ

でもやっぱりSFは出尽くしてるよね~とかは思えた
映画でいうと「ときめきサイエンス」とか
「D.A.R.Y.L.」・・DVD化してないようですね良作なのに・・・
漫画だと「フェザータッチオペレーション」みたいにアイデアは古いやなぁ
ちなみに作中では言っちゃってるが
ベースのゲームは「ラブプラス」だす
伝説の木での告白~系ではない&R18でも無い(当然)
ちなみにBookOffから何か提携ブツでも貰えそうな作中扱いは受けました

開演前のBGMは聖飢魔2で参考になりましたわ♪

じべ。じべ。(6930)

6位に投票

STAP細胞と3Dプリンタを使い「理想のカノジョ」をカスタマイズして作るというマッドサイエンティストを取材しに行った記者が巻き込まれる事態……「フランケンシュタイン」(演劇企画集団THE・ガジラ、天幕旅団も取り上げた)「A.I.」(キコ qui-co.、たすいち、トツゲキ倶楽部も取り上げた)と小劇場シンクロニシティの二重盛りな上に層構造、胡蝶之夢、複数のどんでん返しとσ(^-^)の好きなネタ満載の傑作娯楽サスペンス。

物語の中心部分は往年のNHK少年ドラマシリーズに通ずるオモムキのジュヴナイル系冒険譚。そこにSFでは定番の「A.I.に感情は芽生えるか?」や(擬似)恋愛要素も絡め、ハッピーエンドかと思わせておいてそこから胡蝶之夢をも思わせるどんでん返しパートに進むというのはシッポまで餡が詰まった鯛焼きの如し。

そんなSFでありながらも「あんな怪物を作った科学者こそ真の怪物ではないか?」という主人公の疑問(=観客への問いかけ?)や基本構造が原典に準拠してるというのもまた巧み。
いやぁ、面白かったなぁ。

なお、本作に「おぉ!」と思った方は岡嶋二人「クラインの壷」(小説)も楽しめると思うし、「クラインの壷」がお好きな方は本作も気に入ると思う。

kーkonkーkon(119)

1位に投票

内容、テンポがいい!
お勧めです。

BIGBABYBIGBABY(492)

7位に投票

ラスト10分間の思わぬ展開、震えました。
フランケンシュタイン(無論SF)の時代では人造人間は怪物以外には存在せず。圧倒的多数の人間の前で怪物に与えられたのは悲劇的結末のみでした。しかしシンギュラリティが起こるといわれる2045年にはひょっとすると少子高齢化した人類は能力でもはるかに優れるAIに数の上でも劣勢となってしまうのかも知れないんですね。オープニングでモノクロ衣裳から本番衣裳に着替えるのですが、やや時間をとったこのシーン、最後にまた最初の衣裳に戻ったときに意味がわかり「なるほど!」と思わず唸ってしまいました。
役者陣では高橋里帆さんのヒマワリは明るくて悲しい非人間感の出し方は素晴らしいの一言です。武田博士のボス村松さんの楽しくて怪しい存在感も抜群でした。また新宿ムラマティさん演じるノムラ、堂々と正論を吐くも予期せぬコメントに急に腰砕けになるという落差や運転手役では大ラスで何気ない一言で会場を凍りつかせる等、素晴らしかったです。
本作品は人間と非人間のマジョリティとマイノリティが後半徐々に逆転するという恐怖かつ現実味を帯びたストーリーですが、コミカルな要素をふんだんに取り入れたり壁面に工具類をポップに描いたことでバランスの取れた素晴らしい作品に仕上がった、と感じました。

アキラアキラ(1498)

8位に投票

毎回毎回、面白さ度を更新していく鋼鉄村松。
今回も確実に面白い。
グイグイ引き込まれた。幾重にも張り巡らされた台詞と仕掛け。
あの短編がこうなるのか! の驚き&スピーディな演出。

この作品は、高橋里帆さんを配したことで、すでに125%ぐらいの成功だったと思う。
ボスさんのノリノリの感じもよかったし、高橋役の鈴木拓也さんが物語をうまく支えていたし、町田役の氏家愛弥さんの感じも面白し。

それと、鋼鉄村松には珍しく(? 笑)何気に衣装に気を使っていた。ボスの上下の色合いとか。そのお陰で物語に入りやすい。
セットも非常に効果的。

こうやって普通の劇場で観る鋼鉄村松は、やっぱ格別なものがある。

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