最新の観てきた!クチコミ一覧

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モモンバのくくり罠

モモンバのくくり罠

iaku

シアタートラム(東京都)

2023/11/24 (金) ~ 2023/12/03 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

久し振りのiaku公演である。自分も、周囲も納得し、生きたいように生きる、というのは現代に生きる人々の究極の幸福の理想だろう。だがそれを実際にやってみると、・・・というのが今回のテーマである。この作者らしい巧みなテーマ設定で、広い年代にアピールできる。ある意味では平凡なテーマなので、設定は飛んでいる。山中に独居して狩猟を生業とする夫婦(枝元萌・永滝元太郎)と娘(祷キララ)一家の物語、一夜半の一幕物である。(二場で1時間45分)
1年前から山中の生活に耐えられなくなった娘が、山の下で生業を持っている夫のもとから戻ってくる。山の下にも生活の拠点を持つ夫は新しくバーを開こうとして女性(橋爪未萌里)を雇おうとしている。山の上ではかつて妻を狩猟事故に巻き込んでしまった仲間の猟師(緒方晋)が、なにかと妻の面倒を見ている。今日は、動物園勤務で体験学習にきている猟師仲間の息子(八頭司悠友)もいる。普通の生活人には全くなじみのない生活設定なのに、今生きる人の、生きる悩みに正面から答えていてiakuらしい舞台になった。
ここでは、動物愛護、自然愛護、人生や職業選択の自由は、すべての登場人物が守ろうとしている原則なのだが、それが上手くいかない。こういうドラマではよく、そういう社会を囲む外の事情(國の条例とか、地域の習慣とか)や、セックスによる人間関係がドラマを動かすことになるのだが、この作品は見事にそこを切っている。
横山拓也の芝居作りの旨さはこの作品でも遺憾なく現われている。一つだけ例を挙げれば、娘(祷)が帰ってくる理由を明かすところ。笑いも交えながら、現代社会で本来の人間性に基づいて生きる難しさを見ることになる。小劇場にジワがたつ。
コロナの下で、スケールが小さくても大小のテーマをこなす横山拓也には注文殺到していると思う。今年も何本も見たし、中にはどうかと思う作品もなくはなかった。しかしこういう乱作の時期は劇作家が大きくなる過程で必ず超えなければならない尹壁でもある。今年はこの作品一本でも良い。あえて言えば、少し会劇劇になりすぎたところか。



お局ちゃん御用心!!!

お局ちゃん御用心!!!

片岡自動車工業

駅前劇場(東京都)

2023/11/29 (水) ~ 2023/12/03 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

片岡自動車工業初観劇。カーテンコール後のアレも含めてサービス満点。無茶苦茶な展開だが、これだけ客を楽しませようという気概に溢れていると観ていて気持ちがいい。初日おひねり公演ということで、些少ではあるが入れさせてもらった。土曜夜のおシャッフル公演も観たくなったけど、当日どうしても外せない予定があって残念。

俺(たち)が居ないと世界は平和

俺(たち)が居ないと世界は平和

南京豆NAMENAME

OFF・OFFシアター(東京都)

2023/11/29 (水) ~ 2023/12/03 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

チーム星

岡本セキユ氏、マシンガンズの滝沢秀一っぽい。
梢栄(こずえ)さん、何か妙に色気がある。
佐藤友美(トム)さん、狂気の暴力女囚。
環幸乃さん、背中丸出しで背骨のラインがエロかった。腕が異常に細い。
日替わり:河村慎也氏、定位置。

多分『涼宮ハルヒの憂鬱』の大学生現実バージョン。(『ハルヒ』は全く観ていないので予想)。何処にも属せないはぐれ者達が集まる奇妙なサークルでのカッコ悪い青春。宇宙に逃避し、現実を諦め、何とか自分を変えようと努力したものの、気が付くとまたいつもの場所、一歩も何処へも踏み出せないままだった。カルマにプログラミングされた行動をただひたすら繰り返すのみ。「駄目な奴は何をやっても駄目」という真理。

環幸乃さんがとても良かった。「ぶーん」。
Beatlesの「In My Life」が効果的に流れる。

ネタバレBOX

北野武の傑作、『3-4X10月』。先輩に煽られたさえない主人公、小野昌彦(柳ユーレイ)がオープンテラスカフェの可愛いウェイトレス(石田ゆり子さん)に声を掛ける。先輩は振られる主人公を見て笑うつもりだったが、バイクにタンデムして二人は走り去る。呆気に取られる皆。風の中に消えてゆくバイク。実はこの映画全てが草野球の試合中、主人公がトイレの中で妄想していたことだと最後に分かる。あのシーンの美しさのようなものが今作に欲しい。妄想でもそれで良かった。

以前、この劇団の『朝焼けの向こうのトランジスタ』を観た時、「自殺と犯罪と発狂以外に道は無いのか?諦めるという答は駄目か?」と考えた。
やはりパターンとしては、駄目な現実の自分を肯定的に受け入れて「それなりに続いていく(生きていく)」折り合いを付けるのがセオリー。今作もその形。
だが何か全く別の答が見つかるような気がする。

環幸乃さんはオタサーの姫のイコン。
お局ちゃん御用心!!!

お局ちゃん御用心!!!

片岡自動車工業

駅前劇場(東京都)

2023/11/29 (水) ~ 2023/12/03 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

面白い、お薦め。
出演者は全て女優、表層の華やかさの奥に隠された妬みや嫌悪といった陰湿さ、それを大奥という女だけの世界を舞台に面白可笑しく描いている。時は徳川二代将軍 秀忠の頃、となれば秀忠の正室お江と春日局の対立を連想する。タイトルからも そう思うが、それだけではなく奥女中同士の蔑み罵り、新人女中の右往左往、口軽な忍者など、個性豊かなキャラを立ち上げる。

そのキャラだが、華やかなチラシの出演者の横に添え書き(説明)されている。なるほど と唸ってしまうほど的確な表現で笑ってしまう。濃いキャラが舞台狭しと歌い踊る姿は華やかで観とれてしまう。衣裳、立ち振る舞いといった外見だけではなく、群舞のレベルの高さに驚ろかされる。勿論 遊び心あるシーンを挿入し観客を和ませるといったサービスもある。

衣裳は着物のような和洋折衷のような独特で雰囲気のあるもの。頭飾りや扇子など小物も派手で目に付く。一方、舞台美術は和柄文様の衝立2つを自在に動かし情景を描き出す。物語はテンポよく流れるように展開するが、手に捲り台を持って場転換を示し、場面の変化を表す。台本通りなのかアドリブなのか判然とさせない面白さ、かと思えば 捲り台などの工夫で観客を置いてきぼりにしない。演じ手・踊り手・合いの手といった役のキャストが 観(魅)せるを意識したエンターテインメント、大いに楽しめた。ちなみに、演じ手・踊り手・合いの手は、公演ごとにシャッフルするから、都度違った印象になるようだ。
(上演時間2時間 途中休憩なし)

熱海殺人事件~モンテカルロ・イリュージョン~

熱海殺人事件~モンテカルロ・イリュージョン~

演劇企画 heart more need

雑遊(東京都)

2023/11/29 (水) ~ 2023/12/03 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

熱海殺人事件はいろんなバージョンがあり、同じタイトルでも演出、演者によって随分印象が違います。木村伝兵衛が本当に嫌な奴だったり、案外優しかったり・・・
そして初めて見るモンテカルロイリュージョンの衝撃的なラスト・・・。何で!?

混ぜ込み炊き込みリメンバーミー

混ぜ込み炊き込みリメンバーミー

早稲田大学演劇研究会

早稲田大学大隈講堂裏劇研アトリエ(東京都)

2023/11/29 (水) ~ 2023/12/03 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2023/11/29 (水) 19:00

105分。休憩なし。

待宵に夢

待宵に夢

鵺の宴

萬劇場(東京都)

2023/11/29 (水) ~ 2023/12/03 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

大塚の萬劇場にて白須慶子さんの舞台「待宵に夢」を観ました。夢とご縁をめぐるラブストーリー。人を思いやる心温まるシーンや強烈なキャラクター(女医・住職)の登場で、とても心地良い2時間でした。白須さんは夢の中の巫女の役。着物姿が美しくぴったりの配役でした。夢に意味を見出そうする井関友香さんと彼女のためにそれを否定する松田幸樹さん。どちらも正しいが分かり合えないもどかしさ。考えさせられました。
舞台は12/3日まで上演。ぜひどうぞ。

俺(たち)が居ないと世界は平和

俺(たち)が居ないと世界は平和

南京豆NAMENAME

OFF・OFFシアター(東京都)

2023/11/29 (水) ~ 2023/12/03 (日)公演終了

実演鑑賞

面白かったです。

カラオケマン 最後のロマンス

カラオケマン 最後のロマンス

トム・プロジェクト

俳優座劇場(東京都)

2023/11/28 (火) ~ 2023/12/03 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

74才になる風間杜夫さんに元気を頂きました。時事ネタ、家族の話、老いらくの恋、1時間20分、笑ってしんみりし最後は泣いちゃいました。いまだ現役でいろんなジャンルの芝居にチャレンジする役者魂にただただ頭が下がる思いです。
カーテンコールで来年も新作をやるとのことでした。そして80歳、90歳まで一人芝居続けるとも。それならと、こちらも応援したくなる芝居でした。

空ヲ喰ラウ

空ヲ喰ラウ

劇団桟敷童子

すみだパークシアター倉(東京都)

2023/11/28 (火) ~ 2023/12/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

新境地開拓的な斬新さもあり、配役にも捻りを感じた。お馴染みの役柄ではなく、ちょっと意外な設定に。勿論いつもながらの重厚な世界観はどっしり地に根を下ろしたまま。リアルに地の着いた現実を歩き通した果てからかすかに垣間見える奇跡。

『ラ・カンパネラ』〈鐘〉はニコロ・パガニーニ作曲の協奏曲をフランツ・リストが編曲したピアノ曲。耳に入れたAirPodsでそれを聴きながら陶酔するシーンが印象的に繰り返される。空に一番近い場所で神のメロディーに打たれながら溶けていく。

空に一番近い所でする仕事である為、空師(そらし)と呼ばれている伝統的な職人達の住む村。高所や重機の入れられない狭所で高木を伐採する。剪定、枝打ち、下刈り、玉切り。今作では山の森林保全整備を国から受注している。

由緒正しき空師の名門「中村組」は土砂崩れの事故に巻き込まれてからというもの傾きっ放し。先代の息子の嫁である板垣桃子さんが棟梁として一人気を吐く。怪我で空師をやれなくなった息子はびっこを引き、杖代わりの金属バットを振り回しては日がな一日酒を喰らう。村の鼻つまみ者を稲葉能敬(よしたか)氏が森下創氏っぽく怪演。
かつて自分達のもとで修業し独立していった「梁瀬組」、今では比べ物にならない会社に成長。大きな仕事を受注したことから「中村組」に声を掛けてくる。

もりちえさんが渋く寡黙な中村組の女空師役。いぶし銀でカッコイイ。
出戻りの井上カオリさんはムードメーカー、喋りで沸かす。
空師を目指している大手忍さんは茶髪の都会っ子で活躍。
梁瀬組の棟梁は原口健太郎氏、奥さんの藤吉久美子さんが美しい。娘の井上莉沙さんはセーラー服で和ませる。

山に侵入して来たよそ者役はある意味主演の吉田知生(ともき)氏。一見、今野浩喜(元キングオブコメディ)っぽいユーモラスな雰囲気で観客に好感を持たれ易い。傑作、『飛ぶ太陽』の主演も素晴らしかった。今作では金髪が「やる気、元気、モリシ!DON'T STOPだ、この野郎!」で一世を風靡した森嶋猛を思わせる。

かなり身体を酷使する動きが多く、怪我には気を付けて貰いたいもの。板垣桃子さんはかなり鍛えているのだろう。
是非観に行って頂きたい。

ネタバレBOX

滅びていく空師の会社が劇団をイメージさせるダブル・ミーニング。若手を育てて作っていかないことには未来はない。この劇団はそれを見事にやってのけている。吉田知生氏のような有望な若手をどんどん抜擢して主要な役に配置、観客は役者の成長を毎回目の当たりにすることに。これからが楽しみ。

後半の展開がまどろっこしい。吉田知生氏の人に言えぬ過去を暴露する稲葉能敬氏の流れがスムーズじゃない。

かつて永遠の名作、『獣唄』のラストにBUCK-TICKの名曲、『FLAME』を重ねて涙した。今作では「僕は両手を広げ···」、やはりBUCK-TICKの『die』の詩が重ねられラストの板垣桃子さんの笑顔が恐ろしい程美しい。死ぬことは哀しくて惨めで不幸なものだけではない。空と同化してやっと到頭救われた“病んだ魂”。もうこれ以上苦しむ必要はない。山の醜い女神は強く抱きしめた。

※間違い訂正しました。有難うございます。

※許されない罪を犯して死のうと思っていた男が、山奥の集落で必要とされたことでもう一度生き直そうとする話。だが罪はそんなことを許さない。過去に追い詰められた男は山の女神にその身を委ねる。足りないのは男の犯した罪。絶対に許されない反吐が出るような犯罪であって欲しかった。そこをぬるくぼかしたせいで男の境地がぼやけた。
The Little Match Girl

The Little Match Girl

音楽朗読劇「The Little Match Girl 」製作委員会

博品館劇場(東京都)

2023/11/25 (土) ~ 2023/12/03 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

誰もが知っているサッドストリーをベースにした音楽朗読劇。話の膨らませ方がとても上手い。しかし終盤が近づくとどうにも落ち着かない。現世での救済は無理なのか。

ジャイアンツ

ジャイアンツ

阿佐ヶ谷スパイダース

新宿シアタートップス(東京都)

2023/11/16 (木) ~ 2023/11/30 (木)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

長塚圭史と言えば先般「アメリカの時計」で確かな演出の仕事を目にしたばかりだが、彼の書いた作品と言うと下北沢の小劇場で二三作、新国立劇場の(どっちかつと)子ども向け企画の最初のを観た位か。奇想天外な現象を真実そこにあるものとしてその解明にでなくその先へドラマを進め、いつしか観客を深みに引き摺り込んでる、といった印象が共通で、新国立のは言葉遊びで散らかした遊戯世界を何とか回収していた印象(第二弾以降のは好評だったようだが見てない)。
前者が暗鈍、後者が明軽とラベリングしたとすれば今作は両の要素を合わせた感じ。作者の「言いたい」事は分からなかったが「狙いたい」所は受け取った気がした。いずれ現実世界に着地する旅ではなく浮遊し続ける感覚があり、非日常の劇世界に浸かった感触より、劇場を出た現実世界を見る眼差しを変えられているとでも言ったような、怖くないけど不可解な何かが浸潤している。インフルエンスを与える犯人は場面の細部に宿る快楽、美味しさだろうか。
二度見たら裏が透けて見える代物か、はたまた有機物の分子構造みたく奥へと分け入りたくなるミクロの決死圏の世界か。

『ピーチオンザビーチノーマンズランドの再演』R-18

『ピーチオンザビーチノーマンズランドの再演』R-18

キ上の空論

上野ストアハウス(東京都)

2023/11/23 (木) ~ 2023/12/03 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

各1回見ますが、まずA見ました。
最初はセリフが聞き辛いかなかななんて思ってましたが
どんどん見入ってしまっていて割とあっと言う間の130分でした。

好きな感じのストーリーでもありますが
怒鳴るだけの演技ではなく、みなさんお上手だなと感心してました。

色々な問題あるのでしょうが
着席してからも何度も注意事項を聞かされ、我々犯人扱いな点は不愉快かも?
他の芝居で腕時計まで外せと言われた事は無かったので。
芝居は★5ですが、この不愉快点が減点★1ですね。

SEXY女優事変ー代償戦争・リフレ&リスカ篇ー

SEXY女優事変ー代償戦争・リフレ&リスカ篇ー

劇団ドガドガプラス

浅草東洋館(浅草フランス座演芸場)(東京都)

2023/11/24 (金) ~ 2023/11/30 (木)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

コロナ、〇〇教会、歌舞伎町、性風俗業界問題をあくまでもドガドガの視点で泣かせて、笑わせての怒涛の2時間20分。キャスト30人超が動く動くで最後はきっちり締めてくれる。ダンスも音楽も素晴らしい。癖になる劇団です♪

モモンバのくくり罠

モモンバのくくり罠

iaku

シアタートラム(東京都)

2023/11/24 (金) ~ 2023/12/03 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2023/11/27 (月) 14:00

座席1階

iakuの劇作家横山拓也による今作は、罠を山中に仕掛けてシカやイノシシを捕って自家消費分だけ食べるという自給自足の生活をしている一家の物語。「なないろ満月」が上演した横山作品「ハイツブリが飛ぶのを」は大災害による避難所を舞台にした人間ドラマだったが、「モモンバ」は人里離れた生活という異色の日常をベースにした人間ドラマだ。こうした着眼点が、多くのファンを引きつける魅力になっているのだろう。

モモンバと小学生にあだ名を付けられた「野生の母」を演じた枝元萌は、横山作品にはぴったりのキャラクターであるし、卓越した演技がそれを裏打ちしている。滋賀県出身だけにネイティブ関西弁であるのも、微妙なボケとツッコミの間合いが自然と流れていくという長所になっている。特にせりふがギャグであるわけでもないのに笑えるのは、横山台本の魅力を引き出すのに彼女が適役であるということを示している。
今回の「狩猟」という非日常性をベースにした人間関係なのだが、やはり普遍的な要素もたくさんある人間ドラマであると筆者は訴えているようだ。親から子に受け継がせたいもの、子が長じたときにそれをどう自分の中で受け止めているのか。また、結婚して夫婦になり、支え合ってきたものの中年となって自分のこれからの人生に向き合う夫の姿など、舞台が「狩猟」でなくても客席の琴線に触れる展開となっている。

あれもこれも詰め込もうとしないところが、横山作品の優れたところであると思う。いい作品なのにいろんな観点や見方を詰め込んで上演時間が延びる作品が散見されるだけに、切れ味鋭い物語展開は、やはり今回も出色であった。

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人間嫌い

イズモギャラリー(東京都)

2023/11/22 (水) ~ 2023/11/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

とても面白かったです。
リアルな女性の姿が良く描かれ、そのキャラクター達は、私の周りにもいるなぁと思いました。
登場人物の会話に「うん、分かる」と頷きながら観ていました。
役者さん達の熱演も良く、そして皆、とても可愛らしかったです。
主宰の岩井さんも、可愛くて魅力的だなぁと思いました。
面白くて、あっという間の時間でした。大満足でした!

トレマ

トレマ

立ツ鳥会議

中野スタジオあくとれ(東京都)

2023/11/25 (土) ~ 2023/11/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

独特な雰囲気で、何か違う世界に惹き込まれるような舞台でした。
ストーリーは、私には少し難解で、疑問が多く残りました。
受け取り方を観客に委ねているのだと思いますが、モヤモヤしてしまいました。
ですが、忘れた事を思い出させてくれるような内容で、良い舞台でした。

希望にしては安すぎる

希望にしては安すぎる

ポッキリくれよんズ

小劇場 楽園(東京都)

2023/11/24 (金) ~ 2023/11/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

ガチャガチャとした感じの
慌ただしい製作現場の雰囲気が良く出ていたなぁと

金も口も出すクライアント側と
振り回されて8時間労働とか労働規約ってなに
それ喰えるの美味しいのって感じの
ブラックな映像制作現場が目の前で
繰り広げられる100分の作品

ネタバレBOX

製作したCMは音声のみ流して
画像が客席側にあって皆で見るというスタイル
撮影現場で一人バックれて音信不通になるほどの
ブラック現場にて義務感とかで
なんとか辞めずに仕事してる
入社1年の新人くんやら
居ても居なくてもわからない
空気だよなぁ感じているスタッフ等など
群像劇を上手く見せたたなぁと感心しきり

結局バックれずに居残ったスタッフで
クライアントの指示通りには
映像を仕上げてのエンドとはなるのですが
こんだけ苦労しても次回からは指名ではなくなり
クライアントからの仕事が取れないかも
とわかっていてもと
仕事をこなすサラリーマンの悲哀があったなー
でタイトルに被せて
ラストで空気氏は3億の宝くじが
当たったかも~と
ニオワセテの終幕でした

観劇前にパンフに記載されてる
人物相関図を読み込まないと
理解が追いつかないかもとは思ったデス
説明台詞とかは無いから~

業界らしさは良く描かれていましたが
まー自分そーゆー世界からは縁遠いので
どこまでリアリティーあるのかは
わかりませんけれども
今度は愛妻家

今度は愛妻家

劇団かに座

横浜関内ホール(神奈川県)

2023/11/24 (金) ~ 2023/11/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

作品上の舞台設定がレトロで
写ルンですを用いての設定紹介でしたかな
携帯は中折れ式だしースマホなんて~もんは作中に出ない

パチンコに浮気にと
駄目亭主ぶりを発揮するカメラマンの主人公
舞台セットは主人公自宅の居間で
棚には一眼レフやら二眼レフなどのフィルムカメラが
ちゃんと配置されてて凝った舞台美術でした
休憩を入れての2時間10分ほどの作品でした
笑いというより日常系な感が強くないかい
とか思えたですねー

ネタバレBOX

まぁ日常系でも無かったんですけど・・・・

なんか主人公さんと妻の感じが違和感あるなぁと
前半でニオワセテおいて後半でー実はと種明かし
奥さん実は旅先で亡くなってました
1年前のクリスマスに・・・・
その自分にしか見えない奥さんの幻影と話をしていた主人公さん
他の人がいると出てこない設定での幻です
妻が亡くなってからカメラを使えず
なんとか妻の幻を撮影して盛りあがった前半ー
後半で現像された写真には やはり妻の姿は写っておらず
それでも幻影と解っていても一周忌もやらずに
周囲に責められる主人公
慕ってくれてる部下と
実は妻の父親だったオカマさんの助けもあり
幻影さんにまで後押しされて
やっと主人公は妻の死を乗り越えられるようですと
幕は下りるのでした・・・

ちょい妻さんが台詞とか駄目でしたなぁ
女優志望さんとかは良かったし
オカマ氏は存在感強くて好ましかった

なかなか良い芝居設定を
俳優陣が活かしきれて無いように思えたかなぁ・・・
フィレンツェに燃える

フィレンツェに燃える

共立女子大学ミュージカル研究部

共立女子大学 共立講堂(東京都)

2023/11/19 (日) ~ 2023/11/19 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★

宝塚の再現というのかな
頑張ってはいるのが理解は出来るんだがー
自分的には及第点に届いてない感があった
最初の歌の響きが印象悪くて
インパクトと声量がもっとーとか思えて
それが観劇中も続いていたかなぁ

シーン転換とかアイキャッチャーみたいな
フィレンチェ賛歌の合唱も
重いシーンでコレくると流れが―とかも思えたし
せっかくの広い舞台で
フラッグが思い切りよく振り回せていなかったしなぁ・・とか
いろいろマイナスな面が自分的には印象強く残った作品でした

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