
娑婆に脱帽
劇・空中散歩
「劇」小劇場(東京都)
2015/12/01 (火) ~ 2015/12/06 (日)公演終了
満足度★★★★
昭和!
昭和の香りが色濃く漂うウェルメイド人情コメディ。
かつて三田佳子さんらも演じたという歴史のある戯曲なのだそうです。
まず、会場に入ってすぐ押し寄せてくる昭和感が凄いです。
セットも小物も細かいところまで丁寧に世界観の作り込みがなされているなぁと感じました。
お話は、歴史のある戯曲だけあって破綻も無く伏線の回収も綺麗です。
ドタバタありお色気あり、でも最後はじんわりくるような人情コメディでした。
今回が旗揚げ公演となっていますが、
演技、舞台美術、演出、照明、音響すべてにソツがなくて、10年以上やっている劇団さんのようでした。
ただ、運営面では少し気になった点も。
・チケットの予約手段が代表の携帯電話のみなのがちょっと不便
せめてメール予約ができると良かった
・当日パンフが欲しかったです。
役者さんと役名が分からないので。

マリインスキー・バレエ 『ロミオとジュリエット』
朝日新聞社
東京文化会館 大ホール(東京都)
2015/11/30 (月) ~ 2015/12/02 (水)公演終了
満足度★★★★★
美しい舞台・・・。
怪我で突然のキャスト変更があったのですが、とても満足な舞台でした。
今はメジャーな演目となった「ロミオとジュリエット」は、このラヴロスキー版から始まったのだそうです。
貴公子のようなロミオとピュアなジュリエット、そして強烈なキャラクターのティボルト・・・・すごく見ごたえがありました。
そして、マリインスキー劇場管弦楽団の演奏は、この日も素晴らしかったです。

やさしい森の雨
立体再生ロロネッツ
参宮橋TRANCE MISSION(東京都)
2015/12/02 (水) ~ 2015/12/06 (日)公演終了
満足度★★★★
初ロロネッツでした。
立体再生ロロネッツ初観劇でした。
始まってみると劇団ガソリーナ公演に出演してらっしゃる方が多くて、
初めて観る気がしません(笑)
と思いつつ、すすんでゆくとそこはやはり初観劇劇団ですので、
だんだんわくわくして観はじめました。
サラリーマン哀愁をコミカルに描くのかな?
そんな感じで思い込んで観はじめましたが、、、、
観はじめたんですが、、、
と、ネタばれになるのでこれ以上書きませんが、
この展開は好物でした!
ごちそうさまでした!!
そして、おおさわさきさんのお芝居に元気をいただけましたよ♪
そうそう!
受付時間よりもすこし早めについてしまって、
外で待つように言われて外でたらちょうど雨が降り始めてしまったので
向かいのビルのエントランスで雨宿りしながら待っていたら、
スタッフの方に劇場のビルのところで待つようにと、
わざわざ声をかけていただきました。
その後も気遣いが随所に見えてとても好感がもてました!
今年の3月頃に観たところは受付前の対処がそれはそれは最悪で
それだけでこんなところ二度と観に行くもんか!!
と思ったものですが、まさに雲泥の差でした。
よい劇団です。

わたしのゆめ
ガラス玉遊戯
小劇場 楽園(東京都)
2015/12/02 (水) ~ 2015/12/06 (日)公演終了
満足度★★★★★
無題1677(15-366)
19:30の回(雨/曇)。
18:46受付(整理券あり)、19:00開場、今夜も右へ。ハの字に並んだ机(6つ)、柱横には椅子がひとつ、上手に本棚「モモ」「ローワン」シリーズ、フローリング床。
19:36開演~21:11終演。
2011年の本作(@「劇」小)から5作目、前作(2013/8@王子)からでも2年超、久しぶりです。
会場が違う、セットも違う、役者さんも違う(与古田さんのみ同じ)ので始まって若干の違和感を感じてしまいましたが気が付けばお話に引き込まれていました。DVDで2011年のものをちょっと観てみてもだいぶ印象が違います。
みなさん、表情、目線が張りつめ、意見(人生観)の違いによる衝突は大きな音を立てているのではないかと思うほど。ふと、争いが途切れる時、聴こえてくるのは、校庭で遊んでいるのか、子供たちの声。

十七人の侍
企画演劇集団ボクラ団義
CBGKシブゲキ!!(東京都)
2015/11/20 (金) ~ 2015/11/29 (日)公演終了
満足度★★★★★
ありがとうございました
ボクラ団義さんは、舞台もさることながら、アフターイベントにスタンプラリーと舞台を観に来てくれたファンに対するサービス精神が満載で楽しかった。
やり過ぎると後が大変ですよ、ホント♪

おやすみ、コッペリア
salty rock
荻窪小劇場(東京都)
2015/11/26 (木) ~ 2015/11/29 (日)公演終了
満足度★★★
色んな意味で興味深かったです
salty rockさんは親交のある劇団さんですし、色々なことを考えて、頭の中フル回転で観ていました。お芝居の内容のみならず、見せ方や、役者さんそれぞれの役へのアプローチなど、表裏すべて解剖するような気持ち。そういう部分もひっくるめて、興味深いお芝居でした。
ただし言い換えれば、そういう見方ができるぐらい、求心力には欠けていたのかも知れません。
以前から、犬井さんは作家に専念して演出は演出に特化した人に任せた方がいいと思っていましたが、この公演がその形で、その試みが成功していると感じました。脚本も演出家さんの意見を取り入れて書き直しを重ねたそうで、効果はあったと思います。演劇としてすんなり見易くなっていたと思います。
と言いつつ、まだ疑問なのです。salty rockの作品は、小劇場演劇、の形で上演するのが適当(適している当たっている)なのだろうか?
犬井さんは言葉を愛する人であるように感じます。その分?結論まで言葉で表現してしまうところがあり、それは「演劇」には向いていないのではないかと。
そこはポジティブに捉えて、何か新しい「salty rockにしかできない舞台表現」を生み出すことができたら面白いだろうな、と、saltyさんを観るたびに感じます。
ところで今回は、成立させること自体が難しいSF設定だったと思うのですが、主演の石原さんが支えていると思いました。素直な存在感が、「元殺人機械のアンドロイド、今は記憶を封印されている」という難役を成立させていました。感情表現も無理がなく、観客に嘘を感じさせない演技だったと思います。

お家に帰るまでがテロです
舞台屋アホロ
荻窪小劇場(東京都)
2015/12/02 (水) ~ 2015/12/06 (日)公演終了
満足度★★★★
アホ籠城内乱
社会の底辺48歳ニートがなかなか味のあるキャラクター。ナンセンスコメディーに徹していたが、せっかく今年最大の事件をネタにしたのだから、もっと世相を皮肉り、保守・リベラル両方からお叱りを受けるくらいの危ない作品にしたらよかったのに。流行語大賞に戦争保安やデモ関連の言葉がたくさんエントリーされていながら、偏向と批判されるのを恐れてか、ど〜ってことないものに大賞をあげちゃったのと、雰囲気的になんとなくシンクロしてたようなしてないような…。

やさしい森の雨
立体再生ロロネッツ
参宮橋TRANCE MISSION(東京都)
2015/12/02 (水) ~ 2015/12/06 (日)公演終了
満足度★★★★
涙
東南アジアへのODAをめぐってのお話。
舞台のセットはまぁほぼ無し。
バックに黒い幕のみ。
これが本当に川やジャングルや村に見えてくる。
途中のナムヨギショートコントも良いアクセント。
最後は本当に悲しい雨でした。

げき★えん2
アフリカ座
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2015/11/27 (金) ~ 2015/12/01 (火)公演終了
満足度★★★★★
おもしろい☆
不幸自慢をするシュールな部活と、男女の対立する演劇部がミスマッチ!
多彩なサイドストーリーが絡み合ながら、
本筋の流れが構築されてゆく楽しく愉快な物語。
個性派の役者が積み上げるリズムカルで華やかなステージは
遊園地の様に見る者を魅了する。
ヒロインの小春を演ずる女優さんも、
若いながらも高い表現力で自らの世界観へ見る者を誘う。
その周りを固める役者も個性も演技力も抜群。これもキャスティング力か?

やさしい森の雨
立体再生ロロネッツ
参宮橋TRANCE MISSION(東京都)
2015/12/02 (水) ~ 2015/12/06 (日)公演終了
満足度★★★★
ブラックジョーク
常道、常套のようなプロローグ、エピローグで繋げる公演…15人が登場する群像劇であるが、主人公に当たる人物の描き方は、最近多く観る手法のようだ。
チラシには、昭和30年代、東南アジアのジャングル、サラリーマン達という抒情的な文字が記してある。もっともその内容は現代社会に通ずるものであり、多くの示唆が…。
この公演の見所は、物語性とそれを展開するテンポの良さであろう。
舞台セットは暗幕に素舞台である。その中に劇団名にもある立体した世界観(思い、ジャングル風景、追跡時間)を築いていく。

旦那様は”釣り”にお出かけ
The Gazpacho Theater
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2015/12/02 (水) ~ 2015/12/08 (火)公演終了
満足度★★★★
素人さんいきなりOn Stage
ゆるめのソープオペラ的シチュエーションコメディ。リラックスして楽しんでいたら、汁婆氏扮する工藤探偵(Bad City♪の優作とはエラく違うなー)と目が合っちゃって、助手就任要請。という訳で、素人さんいきなりOn Stage。個人的にはこのシチュエーションは2度目です。ボーっとしていただけでゴメンナサイ(恥ずイ~)。おみやげありがとうございます。これから観るひとは通路側の席は要注意(笑)。

8人の女優たち
喜劇団R・プロジェクト
遊空間がざびぃ(東京都)
2015/11/26 (木) ~ 2015/11/29 (日)公演終了
満足度★★★★
笑いのパターン
前説で出てきた二人のやり取りにはだんだんハマってしまいましたが、笑いのパターンが決まっていて、少し物足りなさを感じてしまいました。ラストも、衝撃というほどではなかったですが、楽しかったです。

幸せ最高ありがとうマジで!
劇団 しかもしか
藝術工場◉カナリヤ条約(大阪府)
2015/11/22 (日) ~ 2015/11/23 (月)公演終了

太陽の塔の四つ目の顔を見たことがあるか
東洋企画 TO4O KIKAKU
元・立誠小学校(京都府)
2015/11/27 (金) ~ 2015/11/30 (月)公演終了
満足度★★★
熱いメッセージが詰まった刺激的な作品!
東洋企画、初の京都公演!
演者は30名以上の大人数!
群衆で激しく動き回ったり!
ビニールシートを使った表現や照明などの魅せ方は面白かったのですが
次々とシーンの切り替わり、
劇場の構造の問題なのか?台詞が聞き取りにくいところもあり、
話の流れに付いていけず最後まで消化できなかった…>_<
白井宏幸さん(ステージタイガー)を始め、若い役者さんも熱い演技は伝わってきました!
その中でも主役の岸鮭子さんはほ膨大な台詞を上手に演じて印象的!
熱い想いのメッセージが詰まった作品
若いのにいつも刺激的な作品を魅せてくれる東洋企画は
これからもまだまだ目が離せません!

待つ人々
劇団俳協
TACCS1179(東京都)
2015/11/26 (木) ~ 2015/11/29 (日)公演終了
満足度★★★★
よく出来た家族劇
設定に無理のない物語りに、意外な展開はなくリアリティーがあり、
感情移入しやすく最後まで惹きこまれた舞台でした。。
笑えるシーンでは、わざとらしさ、ゴリ押し感がなく自然に笑え、
物語の進行にブレーキが掛かることはなく、物語の潤滑剤的役割を担っていた。
“意外な展開・結末”が好きな私だが、
こういったストレートな作品は、力を抜いて観れるのがイイ。
私の好みを言うなら、もうちょっと泣かせて欲しかったが、
よく出来た“家族劇”である。

似世物小屋
南河内万歳一座
一心寺シアター倶楽(大阪府)
2015/11/27 (金) ~ 2015/12/02 (水)公演終了
満足度★★★
コレ書くのに疲れたよ
3回目の投稿。
2回、投稿失敗中。
観てきた。
楽しくはあった。
ただ、期待以上ではなかったのが、残念。
前評判って、ハードルあげるから怖いですね。
個人的な評価は、可もなく、不可もなく。
まあ、大損した!という気持ちにならないかな。
また、機会があれば見に行こうかなとおもった。

CREATIVE DIRECTOR
THE ROB CARLTON
HEP HALL(大阪府)
2015/11/26 (木) ~ 2015/11/29 (日)公演終了
満足度★★★★★
終始大笑いでした
さすが世界最高峰のクリエイティブ・ディレクターは、いかなる困難な状況が重なっても動じることなく信頼できる仲間と共に前向きに問題を解決していく魅力ある優れたリーダーでした。
いつもながらに第三者の陰なる力も加わって、絶妙な綱渡りをしながら神懸かり的に問題が解決していくところが面白かったです。タイムリーな話題も多く含まれていて、たくさん笑わせていただきました。
見終わったあとスッキリしてポジティブな気持ちになりました。
次回作も楽しみにしています。

えのもとぐりむ作品集 第5部 人の類い、十二の亜種(午・申・亥 編)
株式会社Legs&Loins
Geki地下Liberty(東京都)
2015/11/30 (月) ~ 2015/12/06 (日)公演終了
満足度★★★★★
舞台『ウリボーの厨房』
ウリボーめちゃくちゃ面白い!なんだこの感覚!楽しく格好良く深く暖かい作品の中で役者が生きてた!イザベルの世界観すげーな!舞台の中でシンクロする世界はまるで僕らの実社会であり背中を押して貰った!
ご出演中の水原ゆきさんこの前『蛇の亜種』観たばかりなのにウリボーでこんなにもお芝居楽しいかよ!←
ほんとすごい。めっちゃ惹きつけられました。お芝居観てて凄く楽しい役者さんなの。そして12月中旬には『灰色の蝶』にご出演と楽しみすぎる♪

洗濯物展覧会
くによし組
新宿眼科画廊(東京都)
2015/11/27 (金) ~ 2015/12/02 (水)公演終了
満足度★★★★★
無題1676(15-365)
19:30の回(晴)。
19:00会場着、受付、そのまま中へ。奥が舞台、手前にザブトン席+椅子席。
天井近くに洗濯ロープ、ハンガーに洗濯バサミ。前作(@新生館)に続いて2作目、「206(2015/9@王子)」で國吉さんを観てからですと3作目。
19:25前説(70分)、19:31開演~20:33終演。短編6作品。
タイトルの通り、洗濯物の満艦飾、どこかの屋上、共同の物干しスペースらしい。
あおのさん「あのこそのことはないちもんめ(2015/10@王子)」。中村さん「Q体(2015/6@プロト)」、ダンスシーンのカラダの使い方はキレ、スピードともよく出ていたと思います。
独特の雰囲気をもった作品集で、ついつい小声で笑ってしまう良作揃い。役者さんも日常ではなさそうなシチュエーションを真面目そうで実はけっこう軽めに演じているようにみえるところが面白く、作品タイトルも内容にピッタリ。

大正十二年のリベリオン
劇団うてな
大阪市立芸術創造館(大阪府)
2015/11/28 (土) ~ 2015/11/29 (日)公演終了
隣の女性は大笑いしてました
隣の女性は大笑いしてましたが、私にはそれほど笑える場面は無かったです。また、ポスター及び演題から受けるイメージから、おでんのくだりやコナンが出てくることは想像できません。このあたりの一貫性は大事ではないでしょうか。さらに、平沼役の役者さんと他の役者さん達の間に温度差を感じました。私は、平沼さんを演じた役者さんの肩を持ちたいです。少し辛口になりましたが、劇団毎にそれぞれのスタイルがあるでしょうから、こういう意見もあるという程度で聞き流してください。