
八月納涼歌舞伎
松竹
歌舞伎座(東京都)
2017/08/09 (水) ~ 2017/08/27 (日)公演終了
満足度★★★★
8月の納涼は、三部構成。第一部は、玉三郎さん演出の「刺青奇偶」と「玉兎と団子売」。「刺青奇偶」は、中車さんと七之助さんの夫婦が見事でした。「玉兎」は、勘太郎くん。千秋楽に観たので、立派に踊っていました。「団子売」は、猿之助さんと勘九郎さん。これまたお見事でした。
第二部は、前半重厚な「修禅寺物語」で、後半は「歌舞伎座捕物帖」。「歌舞伎座捕物帖」は、おふざけ一杯の楽しい作品で本当に面白かった。
第三部は、野田秀樹さん作・演出の「野田版 桜の森の満開の下」。勘九郎さんが本当に見事で感動の作品。千秋楽の最後の挨拶には、野田さんも登壇し、盛大なフィナーレでした。

秀山祭九月大歌舞伎
松竹
歌舞伎座(東京都)
2017/09/01 (金) ~ 2017/09/25 (月)公演終了
満足度★★★
秀山祭、昼の部は「彦山権現誓助剱」「道行旅路の嫁入」「極付 幡随長兵衛」の三作。「彦山権現誓助剱」は、染五郎さんの六助、菊之助さんのお園。切れがよくとても良かった。「道行旅路の嫁入」は、藤十郎さん。もう観てるだけで、ハラハラ・ドキドキなので、作品に入り込めない…。「極付 幡随長兵衛」は、吉右衛門さんがやはりよかった。
夜の部は、「ひらかな盛衰記」「再桜遇清水」の二作品。「ひらかな盛衰記」も、吉右衛門さんが見事でした。周りの役者さんも重厚な配役で、見応え十分。締めの「再桜遇清水」は、染五郎さん。もう安心して観ていられる役者さんです。

元禄歌謡赤穂義士伝「忠-SING-蔵」
WAHAHA本舗
劇場HOPE(東京都)
2017/11/29 (水) ~ 2017/12/03 (日)公演終了

芸術祭十月大歌舞伎
松竹
歌舞伎座(東京都)
2017/10/01 (日) ~ 2017/10/25 (水)公演終了
満足度★★★
昼の部は、新作歌舞伎の「極付印度伝 マハーバーラタ戦記」で、尾上菊之助さんが、世界三大叙事詩を初めて歌舞伎にと挑んだ作品。初日に観たので、まだまだ完成度が低かった。再演されるか分からないけど、話は単純だけど一回観ただけじゃ評価は難しい。
夜の部は、「沓手鳥孤城落月」「漢人韓文手管始」「秋の色種」の三作。「沓手鳥孤城落月」は淀の方を玉三郎さん、秀頼を七之助さんと珍しい組み合わせ。単純に話があまり好きじゃないので、そんなに感激もせず。「漢人韓文手管始」は鴈治郎さん主役の不思議な作品だけど、結構面白かった。こっちの七之助さんか傾城でした。最後も玉三郎さん。梅枝さん、児太郎さんと優雅にしめました。

オパンポン★ナイト〜だから、イトオシイ〜
オパンポン創造社
アトリエS-pace(大阪府)
2017/12/08 (金) ~ 2017/12/10 (日)公演終了
満足度★★★★
いつも一緒に観劇する乙女たちには刺激的なチラシだったので、1人で行きました。
とても面白く、それでいて切なかったりしてとても良かった。
今度は乙女たちを誘ってみようかな。

『青いポスト』/『崩れる』
アマヤドリ
インディペンデントシアターOji(東京都)
2017/11/04 (土) ~ 2017/12/03 (日)公演終了
満足度★★★★★
静かできれいだからこそ響いてきたような気がします。
社会の問題ではなく自分の問題。
いい人、悪い人ってなんだろう。
それを決める権利なんてあるのかな?
2017年特に印象に残った作品です。

賊義賊 -Zokugizoku-
壱劇屋
HEP HALL(大阪府)
2017/09/22 (金) ~ 2017/09/25 (月)公演終了

戰御史 -Ikusaonsi-
壱劇屋
HEP HALL(大阪府)
2017/11/24 (金) ~ 2017/11/27 (月)公演終了
満足度★★★★★
殺陣が素晴らしかったです、これでもかというくらい見所満載!
ずっとドキドキ、ハラハラが止まりませんでした。
座長さんの猟奇的な表情にぐっときました。

荒人神 -Arabitokami-【2018年6-7月wordless殺陣芝居シリーズで東名阪ツアー決定!】
壱劇屋
HEP HALL(大阪府)
2017/12/22 (金) ~ 2017/12/25 (月)公演終了

君のそれはなんだ
オイスターズ
こまばアゴラ劇場(東京都)
2017/12/22 (金) ~ 2017/12/24 (日)公演終了
満足度★★★★★
オイスターズらしい奇妙で、さらに気持ちのワルイ作品。(そう)見えたり見えなかったり、で「演劇であること」を最大限に(逆手に?)利用した演出。いかにも、なラストもシャレのよう。平塚直隆さん演じるおじさんの佇まい感が上手い。
(後ほど加筆予定)

お祭りやってるらしいよ
あひるなんちゃら
駅前劇場(東京都)
2017/08/31 (木) ~ 2017/09/04 (月)公演終了
満足度★★★★
もう、お祭りやってなくても誰か一緒に行ってやってくれよ、と言いたくなるような、ゆる面白い舞台。
困ったちゃんが多すぎ(笑)。
堀靖明さんの突進ぶりに大笑い。
宮本奈津美さんの声のトーンが良すぎる。

ファインディング・ネバーランド
フジテレビジョン/キョードー東京/ホリプロ
東急シアターオーブ(東京都)
2017/09/08 (金) ~ 2017/09/24 (日)公演終了
満足度★★★★★
どのシーンも楽しく、美しい。
『ピーターパン』を演じるシーンやラストは特に。
いい曲が多い。
演出の手際が良く、一瞬も飽きずに楽しめた。
久々に感動した素晴らしいミュージカル!

バージン・ブルース
うさぎストライプ
こまばアゴラ劇場(東京都)
2017/05/04 (木) ~ 2017/05/21 (日)公演終了
満足度★★★
怪作+ベテラン俳優2人という、非常に面白い設定なのに、もうひとつ面白くなってこない。
というか、もっと面白くなるのでは、という期待値が大きすぎたか。

身毒丸
演劇実験室◎万有引力
世田谷パブリックシアター(東京都)
2017/03/16 (木) ~ 2017/03/19 (日)公演終了
満足度★★★★★
2015年に万有引力で上演されたものを再演。
非常にクオリティが上がった。
アコーディオンが奏でるジンタのリズムに導かれ、隠微で猥雑な幕が上がる。
天井高のある世田谷パブリックシアターの舞台を一杯に使ったセットに圧倒される。
一見泥臭いのに、すべての動きがきちんと計算・整理され、役者の指の先まで神経が行き届いている。
その緊張感で舞台の上は充満している。
J・A・シーザーさんたちの生演奏による、呪術的プログレ曲も含めて、大きな美術世界の中にある。
自分の「穴」を探し彷徨う身毒の内面への旅。
観客は全身で受け止める。

モダンスイマーズ実験公演
モダンスイマーズ
高田馬場ラビネスト(東京都)
2017/11/07 (火) ~ 2017/11/12 (日)公演終了
満足度★★★★
『魔女の夜』
生越千晴さん、笠井里美さんの2人芝居。
2人の台詞のやり取りの緊迫感。
どちらがどう攻め、どう返すかがドキドキ。
笠井里美さんはやっぱ上手い。
チョークで描いたようなセットも効果的。
チョークなので簡単に消えてしまうような部屋(関係)を表していた。

『青いポスト』/『崩れる』
アマヤドリ
インディペンデントシアターOji(東京都)
2017/11/04 (土) ~ 2017/12/03 (日)公演終了
満足度★★★★
『青いポスト』
一見「いつものアマヤドリ」であって、「いつもの」ではない。
もう1本の『崩れる』が台詞(会話)の緩急・動静でリズムを生み出し、物語を先に進めていたが、こちらではシーンのつながり・重ね方で、物語を進めるリズムを作り出していたように思う。
(以下はネタバレBOXへ)

ロミオとジュリエット
地点
早稲田大学大隈記念講堂(東京都)
2017/01/20 (金) ~ 2017/01/21 (土)公演終了
満足度★★★★
地点のメンバーが舞台衣装のまま観客を座席に誘導する。
大隈講堂が満席になった(2階は不明)。
大きな八百屋舞台がそびえ立つ。
空間現代との共演は、フェスティバル/トーキョー『ミステリヤ・ブッフ』以来。
『ミステリヤ・ブッフ』は、観客が演劇空間を囲んでの公演だったので、観客の姿も見え、カオスな感じもあったが、今回は舞台と客席は別なので、すっきり。
空間現代の音楽も演劇のBGMではなく、役者の台詞と同等に立っている。
リズムと台詞のバランスが良すぎるので、歌と音楽になりかけていたかもしれない。
役者は傾斜のある舞台の上で、反復横跳び。大変。
多くの登場人物が司祭のようなフードありコートを着用。
『ロミオとジュリエット』では、そもそも司祭が余計な入れ知恵をしたために起こる悲劇と言ってもいいので、悲劇を呼び込む人たちが悲劇を嘆くという図式に。
観客もまた司祭なのだ。

散歩する侵略者
イキウメ
シアタートラム(東京都)
2017/10/27 (金) ~ 2017/11/19 (日)公演終了
満足度★★★★★
2011年版を観ているが、今回はさらに完成度が上がった。
演劇らしい、見せ方、面白がらせ方を知っている。
ラストは泣いている観客が多かった。
そして大窪人衛さんの、あの身体を捻りながらの台詞回しのイヤったらしさは、やっぱり最高だ! これぞイキウメ!
前川戯曲は前川演出のイキウメが一番面白い、というか前川演出であったとしても、なぜかイキウメ以外はそんなに面白くならないのだ。
正直、『散歩する侵略者』もドッカンドッカンと、微妙にいろいろ見せてしまう映画版よりは数百倍はいい。

南島俘虜記
青年団
こまばアゴラ劇場(東京都)
2017/04/05 (水) ~ 2017/04/23 (日)公演終了
満足度★★★★
青年団・こまばアゴラ演劇学校“無隣館”「南島俘虜記」@こまばアゴラ劇場
まず舞台美術の精巧さに驚く。ストーリーテーラーも居らず余計な説明も無い分、キャラクターそれぞれの台詞が時には重く響いてきた。
捕虜らしくとか〇〇は禁止とか、どんな状況下でも規律を求めるのは日本人が故なのか…

ここは宇宙の入り口です
in企画
イリヤプラスカフェ@カスタム倉庫2F(東京都)
2017/04/29 (土) ~ 2017/04/30 (日)公演終了
満足度★★★★
in企画「ここは宇宙の入口です」
ステージ中心の窓から見える夕暮れ~夜空&スカイツリーと3つのストーリーのハーモニーが心地よかったなあ。歌もすっごい印象的、あれは口ずさみたくなる!
役名とか月というワードは、#みちていく を思い出すね。
#in企画
#ここは宇宙の入口です