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きっと、私UFOを見た。

きっと、私UFOを見た。

ヨーロッパ企画

京都四條南座(京都府)

2023/11/21 (火) ~ 2023/11/21 (火)公演終了

映像鑑賞

満足度★★★★

ここ数年で見事にヨーロッパ企画のファンになり、その流れで本劇も配信にて鑑賞。

ヨーロッパ企画の25周年を記念したアニバーサリー作品。本人役を演じる劇団員たちが、タイムマシンに乗って、これまでのヨーロッパ企画の軌跡を振り返りつつ、日の目を見なかった"幻の台本"の数々を上演。そして、記念すべき劇団第一作「ところで、君はUFOを見たか」を経て、最新作「きっと、私UFOを見た。」が披露される。

割と劇団ファンとしては新参だが、それでも、過去作を包括するようなタイムスリップ演劇に大満足。

というか、なんなら、ヨーロッパ企画版『アベンジャーズ/エンドゲーム』みたいなことをやっていて、本当にこれは観て良かった。

そういう点からも劇団初心者には勧められないが、ヨーロッパ企画ファンにとっては文句のつけようのないスペシャルな舞台だった。

例えるのであれば、結婚式のおめでとうムービーや在校生が卒業生に送るお祝い映像に近い愛おしさと遊び心があったと言えるのかもしれない。

さらに、『夜は短し歩けよ乙女』の中村壱太郎さんがゲストとして登場したり、直近のヨーロッパ企画による傑作『切り裂かないが攫いはするジャック』のセルフパロディがあったり、松居大悟監督と上田誠監督の思わぬ過去についての再現エピソードがあったりと、個人的には、めちゃめちゃテンションが上がる要素が多数。

ヨーロッパ企画メンバーが本人を演じるメタ構造が最高なのはもちろん、思わぬ形で怒涛の伏線回収が行われるクライマックスには興奮した。

なんらかの形で、また映像として見たい気持ちはありつつも、それがないことにこそ、大きな価値がある気もする大傑作だった。

ネタバレBOX

取りこぼされた無数の作品群が再演され、それらが最後の作品に文字通り"繋がっていく"演出は、伏線回収の匠"上田誠"さんの真骨頂だと思った。
神州無頼街

神州無頼街

劇団☆新感線

オリックス劇場(大阪府)

2022/03/17 (木) ~ 2022/03/29 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

友人に誘われて、劇団☆新幹線の作品を初観劇。

舞台は幕末。
恐ろしい権力者を倒すために立ち上がった町医者とその相棒。
二人の男が繰り広げるアツイ冒険譚。

前日、寝不足だったため、中盤辺りで眠くなってしまったけれど面白かった。

なによりも宮野真守が良すぎる。

アニメキャラのようなコミカルな動きと美声に顔芸。

冗談抜きで日本のジム・キャリー(それも映画『マスク』時代の)を見た。

友人曰く、『髑髏城の七人』のストーリーを発展させたような展開だったとのことで、改めて、そちらも鑑賞したいと思った。

ネタバレBOX

登場人物たちがバタバタと退場していく、クライマックスには辛いものがあったが、希望のあるラストには救われた。
夜は短し歩けよ乙女

夜は短し歩けよ乙女

「夜は短し歩けよ乙女」製作委員会

COOL JAPAN PARK OSAKA・WWホール(大阪府)

2021/06/26 (土) ~ 2021/06/27 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

大学時代、演劇に取り組み、原作&主演・久保史緒里さんのファンでもあった友人と共に観劇。

舞台は京都。
冴えない男子大学生が、憧れの女性"黒髪の乙女"に好意を抱いたことから、摩訶不思議な出来事を体験していく恋愛ファンタジー。

アニメ映画版があまりにもカオスな出来だったため、物語へのハードルはかなり下がっていたのだが、「こんなに面白い話だったのか?!」と驚くぐらいに素晴らしい演劇だった。

プロジェクションマッピングを駆使したOPにおける主人公のモノローグに始まり、ヒロイン・久保史緒里さんのポエトリー・ラップ、豪華な舞台装置に、生き生きとした登場人物たち(出演者のプロフィールを活かしたファンサービス的演出もあり)が繰り広げるコミカルな物語。

上田誠さんの演出が見事に作品世界と結びつき、奇跡的な化学反応が起こっていた。

本作をきっかけに、上田誠さんが手掛ける演劇作品にハマっていったというのもあり、個人的にも大きな意味を持つ作品になった。

特に印象的だったのはクライマックスの展開。

風邪が蔓延した世界でヒロインを助けようと奮闘する主人公の姿に、コロナ禍真っ只中の観劇当時、どれだけ強く胸を打たれたか。

思いもしない形で原作の物語に新たな価値が付与された本作は、まさしく「演劇」にしかできない作品となり、配信ではなく、リアルタイムで体験することが出来て、本当に本当に良かったと思う。

ちなみに、その点では、主人公でも、ヒロインでもなく、竹中直人さんに一番泣かされたのも忘れ難い思い出。

『裏ゾッキ』というドキュメンタリー映画では、本作出演の竹中直人さんが、コロナ禍により、自身の監督作が不遇の扱いを受け、苦悶する姿が映し出されていた。

それを踏まえて観劇したのもあり、コロナ禍が明けていない当時のご時世で、本公演が開催できたこと、その尊さを噛み締めざるを得ないカーテンコールで、スタンディングオベーションの会場の中、涙を滲ませる竹中直人さんにもらい泣きした。

たぶんこれ銀河鉄道の夜

たぶんこれ銀河鉄道の夜

ニッポン放送

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)

2023/03/17 (金) ~ 2023/04/02 (日)公演終了

映像鑑賞

満足度★★★★

上田誠作品のファンだったため、配信にて鑑賞。

憂鬱な社会生活に嫌気が差した女性。
彼女が辿り着いたのは、不思議な乗り物"銀河鉄道"だった。
そこで疎遠になった女友達と再会する彼女だったが、乗り合わせた人々と共にデスゲームに巻き込まれ……。

銀河鉄道でデスゲーム、しかも、ネプリーグみたいなやつまでやらされるというトリッキーな展開な笑い転げながらも、シリアスなクライマックス、切ないラストの畳み掛けに、気づいた時には落涙していた。

ちょうど、『銀河鉄道の父』を鑑賞した後のタイミングというのもあり、その精神性を引き継いだであろう内容に感銘を受け、原作、ひいては宮沢賢治さんに強い興味を持った。

総じて、コメディではあるのだが、ラストで切ない友情物語へと反転する様が凄まじく、これまで観た上田誠作品の中でも異色の構成で、今もなお、その衝撃は強い。

一方で、この点からは、コメディ色や娯楽性を追求する上田さんが、名作の脚色においては、あくまで「原作の精神性」を第一と考える思想が垣間見える作品でもあった。

鴨川ホルモー、ワンスモア

鴨川ホルモー、ワンスモア

ニッポン放送

サンケイホールブリーゼ(大阪府)

2024/05/03 (金) ~ 2024/05/04 (土)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

上田誠作品を一緒に行くのが恒例になった演劇好きの友人と観劇。

"ホルモー"なる謎の競技を行うサークルに参加することになった男子大学生。
そこでは京都を代表する大学が各々の看板を背負い、しのぎを削るアツい勢力争いが繰り広げられていた。
本気で珍妙な競技に取り組む彼らの姿を甘酸っぱい恋模様も交えて描く、青春恋愛ファンタジー。

過去に映画版を観たうえで観劇したが、『夜は短し歩けよ乙女』初見時と同じく、「この話こんなに面白かったっけ?!」となった(観劇後にも映画を改めて観て楽しんだが、やはり演劇版はそれを上回る面白さ)。

原作のみならず、その関連作品の要素も取り込んだという本作ゆえに、内容は盛り沢山で満足度は高い。

ホルモーという競技に興じる学生の物語を映画版とは異なり、群像劇として描いているのも紛れもなく、本作の勝因。

異なる語り口により、次第に物語の全容が明かされていく構成が素晴らしく、同じ場面を繰り返す冒頭とラストで印象が全く異なるという鑑賞体験にも、それが凝縮されていた。

また、青春ラブストーリーとしての面白さも大きな魅力。

とりわけ、ツン"ユル"なサークル員・楠木ふみ(演:清宮レイ)が告白をする場面が最高すぎて、観客席からも純粋にドキドキしてしまった。

あの場面とラストシーン、そして、モニターを活用したホルモーたちの大乱闘だけでも、鑑賞代の数倍の価値はある作品だった。

SYNCHRONIZED ACTORS

SYNCHRONIZED ACTORS

第九惑星

Live-bar MagaYura(大阪府)

2025/06/08 (日) ~ 2025/06/14 (土)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

やはり1人芝居はムズいですね…
3本(内2本は1人芝居)
夏井さんが冬井さんになりの作品が一番良かったですね
ワンドリンク最高でした✨

まなみさん

まなみさん

謎の女ーーー《まなみ》。

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2025/06/13 (金) ~ 2025/06/15 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

3本だて
30✕30では常連でしたが、時間帯でみれない事が多く、今回落ち着いて拝見できました✨
流石でしたね 観客の心を上手く捉える演出
次回も楽しみです!

有限無限に君に恋するインフィニティ∞アンリミテッドラブ!

有限無限に君に恋するインフィニティ∞アンリミテッドラブ!

アカルプロジェクト

アカルスタジオ(大阪府)

2025/06/14 (土) ~ 2025/06/15 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

5プロット作品 輪廻転生のファンタジー作品
5人のりんごさんの恋愛模様を過去現在未来に想定しながら、話は進む
演技はまだまだ感はあるが、内容は良く、勉強になりました✨

笑ってゆるして

笑ってゆるして

明治大学演劇研究部

アートスタジオ(明治大学猿楽町第2校舎1F) (東京都)

2025/04/25 (金) ~ 2025/04/27 (日)公演終了

実演鑑賞

鑑賞日2025/04/27 (日)

サークル選びの参考になった

『Up!!』

『Up!!』

明治大学実験劇場

明治大学和泉キャンパス・第一校舎005教室(東京都)

2025/04/24 (木) ~ 2025/04/26 (土)公演終了

実演鑑賞

鑑賞日2025/04/26 (土) 11:00

面白かった

共宴

共宴

早稲田大学舞台美術研究会

早稲田大学学生会館(東京都)

2025/05/03 (土) ~ 2025/05/04 (日)公演終了

実演鑑賞

鑑賞日2025/05/03 (土)

おもしろかった

丸丸企画旗揚げ試演会『うつつつう』

丸丸企画旗揚げ試演会『うつつつう』

早稲田大学演劇研究会

早稲田大学大隈講堂裏劇研アトリエ(東京都)

2025/05/01 (木) ~ 2025/05/06 (火)公演終了

ガマ

ガマ

劇団チョコレートケーキ

吉祥寺シアター(東京都)

2025/05/31 (土) ~ 2025/06/08 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2025/06/05 (木) 19:00

沖縄戦の話。チケットは早々にsold out

野ざらしの懺悔

野ざらしの懺悔

早稲田大学演劇研究会

早稲田大学大隈講堂裏劇研アトリエ(東京都)

2025/06/05 (木) ~ 2025/06/09 (月)公演終了

実演鑑賞

鑑賞日2025/06/09 (月) 16:30

おもしろかった

産声が聴こえない。

産声が聴こえない。

“STRAYDOG”

サンモールスタジオ(東京都)

2025/06/11 (水) ~ 2025/06/15 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

重たい主題に正面から取り組んだ意欲的な劇。見応えがあった。

『シーチキンサンライズ』 『心のかけら』 『HEART OF THE DESERT』

『シーチキンサンライズ』 『心のかけら』 『HEART OF THE DESERT』

T1project

小劇場B1(東京都)

2025/06/15 (日) ~ 2025/06/29 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

めっちゃ熱量があって面白かった!話が進むにつれどんどん面白くなる。元気をもらえた!

産声が聴こえない。

産声が聴こえない。

“STRAYDOG”

サンモールスタジオ(東京都)

2025/06/11 (水) ~ 2025/06/15 (日)公演終了

実演鑑賞

痛みのある劇。

3人の女性の妊娠とそれに関わる人々の話が展開していきます。

ネタバレBOX

1人分だけでも十分すぎるくらいに重たい問題が3つ。それだけに盛り込みすぎな感はありました。
1人づつの話をもっと深く見てみたかったかなとは思った。

演技はすごい熱演。
だけどいわゆる気持ちデッカチになっちゃった感は否めないかも。


開演前にはビートルズの曲がかかっていたけど(カバーもあり)、劇中ではカバーばかりだったのは著作権使用料の問題?ちょと気になりました。
カバーでも全然問題無く、劇にフィットしていたと思います。
六道追分(ろくどうおいわけ)~第五期~

六道追分(ろくどうおいわけ)~第五期~

片肌☆倶利伽羅紋紋一座「ざ☆くりもん」

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2025/06/11 (水) ~ 2025/06/22 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

第一期も観劇。演者が変わるとこんなに雰囲気が変わって新鮮に観られるなんてびっくり!素晴らしかった!

昭和から騒ぎ

昭和から騒ぎ

シス・カンパニー

世田谷パブリックシアター(東京都)

2025/05/25 (日) ~ 2025/06/16 (月)公演終了

映像鑑賞

満足度★★★★★

感恩惟莎翁
困ってる人の力になろうよ
DVD化しないかなあ
ベッジパートンとかも何回でも観てみたい

続・時をかける少女

続・時をかける少女

2018「続・時をかける少女」製作委員会

東京グローブ座(東京都)

2018/02/07 (水) ~ 2018/02/14 (水)公演終了

映像鑑賞

満足度★★★★

時かけオマージュありという上田誠脚本の新作『リライト』の予習もかねて、DVDにて観劇。

かつて未来人"ケン・ソゴル"の力を借り、時をかけた女子高生・芳山和子。
記憶を抹消された彼女の前に彼が再び現れた……。
ある依頼で、平成初期、バブル、学生運動の時代と、過去の日本へタイムスリップすることになった和子は、かけがえのない青春の日々を駆けめぐることに。

王道の青春恋愛SFかと思いきや、平成あるあるネタが満載のドタバタコメディで驚いたが、面白かった。

なんといっても、上田誠×オールナイトニッポン コラボの初回として、のちの舞台にも通ずる「淡い青春ラブコメ要素」が確立されているのも良い。

切ないラストでは終わらず、しっかり娯楽作として、コミカルなオチをつける辺りに、上田誠さんの作家性を感じた。

また、時代あるあるで笑いをとる辺りには上田誠節が炸裂。

2010年代(スタバ・インスタ・スノウ)、90年代(コギャル、たまごっち、バブリーダンス)、80年代(暴走族・ローラー族、たけのこ族)、60年代(機動隊、フォークゲリラ)で、様々な固有名詞を詰め込んだ脚本もさすがで、この辺りには創作にあたり、資料のリサーチは欠かせないという上田さんの生真面目さが光っていた。

そして、何といっても、主演・上白石萌歌によるED曲が至高だった。

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