公演情報
Prayers Studio「Things I Know To Be True」の観てきた!クチコミとコメント
実演鑑賞
満足度★★★★★
#プレイヤーズスタジオ
面白い、お薦め。
チラシにある「現代演劇の傑作」という謳い文句に間違いなし。世界中の家族の数だけ物語はある、本作はプライス家の1年間を通して親の期待や子の自立、そして強く深い絆を描いた話。平凡でどこにでもいるような家族、しかし1人ひとりは独立した人間。説明にある失恋をした末娘が帰ってきたから という契機ではなく、それまで潜在的に抱えていた「本当のこと」が発露し出した。
1人の人間としての自我、それを家族だから といって縛り付けることはできない。親の視点、子の視点という見方を変えながら「家族とは何か?」ということを問う。無条件の愛の限界をリアルかつ痛烈に描いた家族劇。同時に親である前に男と女という生身の人間を描いた夫婦劇でもある。
見どころは 何の変哲もない会話の中に、登場人物の心理を表すような演技(身体表現)が観え、一層リアルに感じる。対面客席で その間にあるアクティングエリアで演じることから、間近で家族の日常を覗き見るといった感覚。
見事な翻訳・演出(渡部朋彦 氏)、見応え十分。
(上演時間2時間40分 途中休憩10分)㊟ネタバレ
(フラン 妻鹿有利花サン、ピップ 蔭山恵美サンの回)