公演情報
劇団昴「チャリング・クロス街84番地」の観てきた!クチコミとコメント
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2026/10/07 (水) 19:00
座席1階
米ニューヨークの女性作家が、英ロンドンにある古書店に本を注文。それ以来古書店の高齢男性店員と約20年に渡る往復書簡を交わし続ける。実話を基にした物語だ。
第二次大戦直後で、社会が疲弊していた英国。作家は本を注文するだけでなく、イースターやクリスマスに食料品をプレゼントして、友情も深めていく。卵を小包で送る場面などがあったりして、ホンマかいなというところもあるが、実際会ったこともないまま、本の注文や文通は自然でウイットあふれる言葉で続いていく。
よかったのは演出だ。作家の書斎を舞台下手に、古書店内部を上手に配置し、書簡の中身が同時進行する。テンポのよい会話劇が成立し、心地よく物語に浸れる。演劇ならではの体験が、物語を彩っている。
ラストシーンも印象的だ。実話としてもこうだったのだろうと、素直に感動に浸れる。役者陣の仕事ぶりも見事だった。ただ、2時間の舞台で途中休憩は必要なのかと感じた。一気に突っ走った方が良かったと思う。