YESかNOか~ガラ版積恋雪関扉~ 公演情報 ガラ劇「YESかNOか~ガラ版積恋雪関扉~」の観てきた!クチコミとコメント

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    真田林佳さん出演のAチームを2回観劇。水曜ソワレと土曜マチネ。

    2500円+送料の豪華なパンフレット兼台本がありがたいです。台本部分の下には主宰のガラ林さんとヒロインの高橋朋伽さんの会話形式で詳細な解説や裏話が。B5のしっかりした冊子で、演者さん全34人それぞれ専用ページ。これだけ読み応えのあるもの、昨今の相場からすると激安です。

    カエサル役(A真田さん、B平安さん)ページの落丁というトラブルがあり、別冊子での対応となったようです。どちらかの扱いで事前注文したひとには完全版を送付いただけました。私も含めて。
    舞台界隈ではパンフのトラブルはよくあります。ちゃんと対応していただけて良かったです。

    「つもるこいゆきのせきのと」と読みますがそれは副題で、メインタイトルは「イエスかノーか」の方です。題名についてもパンフで詳細に解説されていて面白いです。イエスはキリストに。ノーは農にかかっています。

    昨年「ガラ版世界の国からこんにちわ」を観劇していたので、ガラ劇さんの特殊な雰囲気をつかんでいたつもりでした。その上で今回はずっとダイナミックで驚きました。コロスたちが走り回る広いステージ。萬劇場にしてはステージが広いなあと思いよく見ると最前列がD列相当。ABC部分を使って広げていたのですね。舞台後方の「囲み席」が2列あってもかなり広く感じました。

    真田さん演じる皇帝カエサル。SNSでも出されていますが模様入りの網タイツ。アクセサリーや髪の色など、皇帝の強さを示す細やかなこだわりを感じました。いつも期待される(?)お笑いシーンもきっちりと。

    ネタバレBOX

    歌舞伎の「積恋雪関扉」がどの程度反映されているか分かりませんが、あんまり関係ないような気がしました。話のメインというか観る側の印象に残るのはキリストにかけたところだと思います。

    十二支誕生のシーンは圧巻でした。トラの大きな口と鋭い爪を表現したところがお気に入りです。竹ひごでここまでできるんですね。

    十二支のうち丑卯午未酉戌亥の7つが人間に従順。なるほど、家畜ですね。
    ヒトキリと行動を共にするのは子寅辰巳申の5つ。なるほど、家畜にはならないですね。子(ネズミ)がユダよろしく裏切る、なるほど。

    獄中のヒトキリのセリフ「四人の中の二人は俺と一緒に死んでもらう」の「四人」が寅辰巳申を指すことは、あとから台本を読んで分かりました。牢獄にはネズミ以外の十二支がいるので、前後で誰がどんなセリフを言ったかよく見ていないと分からず。よーく考えれば行動を共にしていたのはネズミとその4人なので分かるのですが、ちょっと難しかったですね。

    身分、宗教、戦争。深いテーマですが主張があるわけではなく、観る側に託しているのだと理解してます。

    0

    2026/10/04 14:42

    0

    0

このページのQRコードです。

拡大