くるみ割り人形 全幕 公演情報 インプレサリオ東京「くるみ割り人形 全幕」の観たい!クチコミとコメント

  • 期待度♪♪♪♪♪

    今年のキーウ・クラシック・バレエの『くるみ割り人形』を、母親と観に行く。

    母親は少し目が悪くて、あまり高いチケットを買ってまでバレエを観に行くのは、ちょっと気が引けると言っていた。

    だから今回、この値段なら一緒に行けると思って、発売日にチケットを取った。

    しかも発売日だったので、前の方の席を買えた。

    「前の方ならよく見えるし、せっかくだから僕が見どころをいろいろ教えるよ」

    そう言ったら、母親がすごく喜んでくれた。
    それ以来、二人でずっとこの公演を楽しみにしている。

    僕のほうも、せっかくだからと、音楽之友社から1988年に出た『キエフ・バレエ くるみ割り人形』を買った。
    この本が面白いのは、単なる作品解説ではなく、当時のキエフ・バレエによる『くるみ割り人形』の演出や舞台写真、稽古風景まで収められているところ。つまり、今度観る舞台の「昔の姿」が、本の中に残っている。

    今回の公演もプティパを原振付とし、ワイノーネンの振付による全幕版。そして今年は、第2幕のこんぺい糖の精の場面で、普段はあまり踊られないフルバージョンが見どころの一つになっている。

    昔の舞台写真を見て、今年はどうなるんだろうと想像する……。

    一応念のために言うと、べつに実際の舞台を観て、得意になって振付や演出を細かく分析して批評したい、というわけではない(苦笑

    必要最低限に削りに削って、「ここを見たら幸せな気持ちになれそう」というところだけ、そっと母親に囁くくらいにしたい…(笑

    そして何より今回は、チケットを発売日に買って、前の方の席を確保して、古い本まで買って、母親と
    「楽しみだね」
    と言いながら何週間も待っていられることが嬉しい。

    バレエの全幕公演なのに、こういう価格で観ることができる。
    そして、少し目が悪くなった母親にも、
    「一緒に行こう。前の方なら見えるし、僕が見どころも教えるから」
    と言える。

    それだけで、母親があんなに嬉しそうにしてくれた。

    こういう公演って素敵だなと思う。

    舞台そのものを観せてもらえるだけじゃなくて、チケットを買った日から、観に行く日までの時間まで楽しませてもらえる。

    まだ『くるみ割り人形』は始まっていないけれど、もうすでに、この公演から素敵なものをもらっている気がする。

    当日は母親の隣で、昔のキエフ・バレエの本で仕込んだ知識を少し披露しながら、一緒に舞台を観たい。

    ありがとう。

    そんな気持ちで、今からその日を楽しみにしている。

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    2026/09/25 23:18

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