公演情報
カレンブリス「まほろば」の観たい!クチコミとコメント
期待度♪♪♪♪♪
岸田戯曲賞を受賞した「まほろば」。未見だったところ、カトケンの娘(のように思われている人)がカトケンの演出で演じるというチラシを受け取って、興味を持った。
チラシは、ずいぶん先の予定だな、と思う時期に配られた。小さな劇場で3日間だけの公演なのに、前宣伝にえらく力をいれるんだな、と思った。
そのおかげもあってか、公演はソールドアウトして追加公演が決まったそうだ。おめでとうございます。
Google AIさんに、カトケンの演出に何が期待できるか訊いてみたら回答の概略は次のとおり。
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加藤健一さんが演出を手がけることで、これまでの『まほろば』とはアプローチの方向性が大きく異なる、非常にユニークなステージが期待されます。
これまでの演出家(栗山民也さん、日澤雄介さん)と加藤健一さんのスタイルの違いを比較すると、以下のような特徴があります。
1. 空間の規模と「濃密さ」の違い
栗山氏・日澤氏の公演は「中劇場」で上演されました。客席との適度な距離感を保ちながら、舞台上にひとつの家をしっかりと立ち上げる客観的な演出でした。加藤健一さんの演出は下北沢の駅前劇場という、客席と舞台が目と鼻の先にある「濃密な小劇場空間」が舞台です。逃げ場のないゼロ距離の空間で、6人の女性たちの息遣いや感情のぶつかり合いをダイレクトに浴びせる、より生々しくリアルな演出になると予想されます。
2. 「役者目線」による丁寧な人間描写
栗山氏も日澤氏も「演出専業」です。戯曲の社会的背景や、家系に縛られる女性の生き方を俯瞰(ふかん)で見せるマクロな視点に強みがありました。加藤さんは自身も日本を代表する名優として長年舞台に立ち続けている「役者の心理を知り尽くした演出家」です。戯曲の言葉の裏にある「役者の感情のリアルな動き」を徹底的に引き出すアプローチを得意とします。そのため、キャラクター一人ひとりの感情移入の度合いが非常に高くなるはずです。
3. 「笑い」と「エンターテインメント性」のバランス
これまでの演出はシリアスなテーマ性に重きが置かれる傾向がありました。加藤さんの演出は「どんなに深刻な状況でも、人間の可笑しみやユーモアを忘れない」という温かみとエンタメ性を持たせるのが特徴です。『まほろば』はシリアスな会話劇ですが、加藤さんの手によって、よりテンポが良く、笑いと涙の緩急がはっきりした「親しみやすい会話劇」として立ち上がる可能性が高いです。