舞台浸水2026 公演情報 ミズタニ会議「舞台浸水2026」の観てきた!クチコミとコメント

  • 実演鑑賞

    昨年の池袋演劇祭で『クロスワード』を観て、印象に残っていた団体・ミズタニ会議。その『クロスワード』が演劇祭で評価され、今年の会場はあうるすぽっと。キャパ300人の会場を広いと捉えるか、狭いと捉えるかは人それぞれですが、小劇場の規模感で言うと、十分に広い会場です。演目の『舞台浸水』は過去2度上演され、好評を博してきた代表作。この公演に対する団体の熱意は容易に伝わります。色々と期待しつつ観に行き、良い意味で予想外の気付きを得ました。

    ネタバレBOX

    会場内に入ると、客席はしっかり埋まっている様子。コメディを得意とする団体なので、客席の反応は生命線でもあります。上演が始まると、客席は「笑い」よりも「物語をしっかり受け取ろう」とか「この団体の様子を知ろう」の色が濃く、集中力が高い。お話としても「台風の影響で浸水してしまった劇場で、無事千秋楽を迎えられるか!?」と内容で、その顛末を見届けたいお客さんが多かったのでしょう。結果、この回は「ドラマ性重視」の上演だったと感じます。

    実際、この作品は人間ドラマも多く含まれており、ラストへ向かう展開も、笑いよりもドラマ寄り。しっとりしたウェルメイドという印象で幕を閉じました。

    笑いに関しても、そしてドラマ性に関しても、前半に多くの伏線を仕込み、後半でそれらを回収して一気に点を線にする作風なので、笑いとドラマのグラデーションも魅力のひとつ。これは観客それぞれに委ねられた領域でもあります。個人的にも、想像以上に人間味を感じた上演でした。

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    2026/09/06 04:23

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