舞台中央に置かれた舞台装置が立派。少々目障りなほど、頻繁に変化をしていたが、それ一つで、SFムードを一気に作ろうという意気込みは伝わってくる。時間の限られた舞台としては、原作・萩尾望都の作品の雰囲気をかなり忠実に追っていた感じ。それだけに、ストーリーを知っていると、事件が起きても緊迫感が薄らいでしまう気はした。フライパン持ってドタバタやったりする漫画的場面も含め、“良き昭和SF”という香りのする舞台だった。
ネタバレBOX
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2011/02/20 01:14
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