満足度★★★★★
演劇の無限大の広がり
いゃあ~ とにかく 凄いのオンパレード!! でした。
宮本亜門氏の演出 あっぱれ!!でした。
三島由紀夫の繊細な文章を舞台上で最大限に表現していたと思います。
これはどちらかというと観劇前に原作を読んでおいた方が良いと思いますヨ。
予備知識0のほうが より新鮮とは思いますが、各シーンや台詞が かなり原作に忠実に描かれています。
なので、結構場面転換が多く、原作を知っていたほうが より理解できると思うので。
上演時間は休憩20分ははさんで3時間。森田剛くんは1回もハケません。 凄い!!
原作の溝口という人物像と本当に重なって観えました!!!
舞台装置はいたってシンプルなんです。でも よーーく考えられていてすべてに意味があって置かれているものばかり。。
また、それを操るキャストさんの計算されつくした動き。 す、凄い!!
巧みな照明、効果的かつ幻想的な音、音楽、パフォーマンス
そしてあの「金閣寺燃上」の表現と そのあとのラストシーン・・・
す、凄すぎる!!!!
カーテンコールは3回、2回目からはほぼ全員のスタンディングオベーション。 うなづけます。。
ただ、普段お芝居を観ていないような方には 派手さがない分 ??? と感じてしまうかもしれませんね・・
席が後方で、岡田あがさちゃんが認識できなかったのが(涙)です