公演情報
テアトル〇企画「舞台「BrightStar ~asterisk~」」の観てきた!クチコミとコメント
実演鑑賞
満足度★★★★
今年観た芝居のなかで、客席がグスグス泣いて鼻をすすってた度合、間違いなく一番でした。
出演者、声優業をやってる方々ですが、朗読劇じゃなくストレートになります。
かなりのメジャー声優の方々も名前を連ねてますよね。
ですが、そのあたりに偏見をいだく必要は無い良質な舞台。
作・演出の藤丸亮さんにハズレは無いです。
プロジェクターの使い方に触れておきたいです。
きちんと美術を組まれてるですが、その美術にあてられるプロジェクターが相当に計算されていて、星のきらめき、宇宙船の船内、異星の風景、それぞれなかなか見事でした。
自分はプロジェクターの多用は好みじゃないんだけど、これは良いと思った。
舞台設定は懐かしい感じのライトなSFって感じで。
壊滅的な状況になった地球の、移民先を探して旅立つ宇宙船。
新入り主人公3人組。コメディテイストですすみながら、状況説明とキャラの把握。
一点を過ぎると状況は最悪化し、どうにもならないところまで事態は逼迫します。
通常運転の藤丸作品なら、ここから安易な救済は無く、更にどん底まで叩き落されますが。
今作は、ここから嘘というか、全部がなんとかなってしまうんですよね。
クライマックスは、家族愛と自己犠牲っていう二大泣かせ要素がぞんぶんで。
藤丸さんがエンタメ特化というか、ラストを優しくすると、こんなウェルメイドにしちゃえるんだと。
笑って、とことんハラハラさせて、極限まで泣かせて、希望持てる着地。
後味よく面白かったんだけど、藤丸さんの作品なら、もっと最悪の後味を欲する自分がいたりもする。