公演情報
壱劇屋「嗣ノ導 -しのしるべ-」の観てきた!クチコミとコメント
実演鑑賞
満足度★★★★★
自分は、ワードレス殺陣芝居のファンですが。
セリフ有りの場合は、絶賛までいかないことが多かったりします。
で、今作は、ワード有りのほうなんですが。良かった。
100年に渡る6世代の物語。3時間の大作ですが。休憩時間もきちんとあり、見やすかった。
スターウォーズやゴッドファーザーを一気見するような味わいがあります。
ゲームで言うなら、ロマンシング・サガ2や俺の屍をこえてゆけ、的な。
きっと”継承”がテーマで、それは劇団の現状にも重ねてると思う。
殺陣の密度がとくに取沙汰されますが、あくまでも演劇における身体表現で、ショーというわけではありません。
今作、美術の出来が良い。
大がかりな転換や人間CGと呼ぶアナログ表現も売り物ですが、もちろん、ぞんぶんにあるけど、殺陣も含めて、こちらとしては抑制がきいた表現で、わりと”静”の東京支部だなって思いました。
(あくまでも、東京支部にしてはってことで、基本、凄いですよ)
アクションモブと呼称する、アンサンブルの大活躍。
このアクションモブ、舞台上のあらゆるものになり、あらゆるものを動かし、たくさん切られまくります。
東京支部のアクションモブは尊いの一言。
ワード有りになると、竹村さんの本は、サービス精神からかやや冗長になりすぎるところあったんですが。
今回はいい感じに省略がきいていて、演劇ならこれくらい客に投げてるほうが見やすいなって思いました。
ラストの畳み方に出来すぎ感っていうの感じる人もいるかもしれないけど、この感じが竹村さんの作風の良さでもあると思います。
根底には、人間賛歌なんだよね。
面白かった。まだ、4公演あるので、ぜひ目撃を。
円盤化、映像化はしないそうですから。