公演情報
世田谷パブリックシアター「レディエント・バーミン Radiant Vermin」の観てきた!クチコミとコメント
実演鑑賞
満足度★★★★★
「浮浪者を1人殺すと殺害現場が光に満たされて望みどおりに改装される」
現実ではとてもあり得ないようなダークファンタジー設定を敢えて現実化することで
“子供のことを第一に考えているような平凡な良い人”のタガがどんどん狂って一線を
超えてしまうまでを描いた作品。
最初が絶対にありえないのだから、作品全体も英国的なブラックユーモアがいきすぎていて
終盤の躁的な演出も込みで辟易する人もいそう。実際、暑い屋外の庭園パーティーで何度も
何度も連打される近隣住民との意味ない会話の「連続再生」にはちょっと見てて疲れた……。
オリーとジルの若い夫婦が中産階級や新富豪ならともかく、浮浪者とは2段階くらいしか違わない
貧乏暮らしをしていた身だと考えると、この劇作がより生々しく感じられるよなと。