満足度★★★★
鬼の耳に涙。
本作は初回の再演とのこと。処女作とは思えない会話の小技がたくさんあり、くすくす、ふふふ、ワハハ、と種々反応してしまいました。
目次さんの恵まれた容姿と身のこなし、一分の隙のないなりきりぶりに、目を奪われました。
キャラクター的には、村長さんが好き。
1時間40分くらいになるとしまるかな、と思いました。
女優さんが割りと声が高い中、ムギ役の女優さん、存在感ありました。
そして松居さん 役者としてもよかった。ちょっと瑛太に似てましたヨ(笑)。
公演ごとにハコが大きくなっているゴジゲン。でも、旗揚げって、つい3年前のことなんですね。その躍進ぶりに目をみはると同時に、今のマスコミ偏重主義に踊らされることなく、堅実に松居ワールドを築いていってほしいと切に願っています。
はからずも節分の日に、やさしい鬼に泣かされました。