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温泉ドラゴン「長生炭鉱――生きたかった」の観たい!クチコミとコメント
期待度♪♪♪♪♪
長生(ちょうせい)炭鉱水没事故(当時の言葉でいえば「水非常」)は1942年2月に宇部炭鉱のひとつである長生炭鉱の海底坑道の天盤(天井)が崩落したことによる水没事故である。太平洋戦争による石炭の増産が急務となったこともあり、海底から近すぎる距離での無理な採掘を続けたことが原因とされるが、犠牲者の大半が出稼ぎに来たとみられる朝鮮半島出身者だったのだが、その実態は現在も不明で、2026年1月13日に行われた日韓首脳会談において日韓両国が協力して犠牲者の遺骨のDNA鑑定を推進することで合意したものの、その遺骨さえ現在でも数体しか発見されていない。
因みに日本最大の炭鉱事故は1000人以上の犠牲者を出した1914年の方城炭鉱爆発事故で、これは劇団桟敷童子が昨年暮れに「一九一四大非常」というタイトルで上演し、私の昨年の観劇数211本中のBEST1であった。今回のこの作品も日韓共同の製作ということで、期待が大きい。
なお、余談ながら当時の朝鮮系労働者がすべて強制動員されたものかどうかははっきりしない。例えば私の故郷である長崎県の軍艦島では最近の多くの証言や記録によって日本人と朝鮮人の間に待遇の差別はなかったことが明らかになっており、長らく証拠のひとつとされていた褌ひとつで過酷な採炭をする朝鮮人労働者の写真も、その撮影者の証言で福岡県の炭鉱での日本人労働者を写したものと判明している。