亀と潜水艦 公演情報 劇団桟敷童子「亀と潜水艦」の観てきた!クチコミとコメント

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    さまざまな悲劇を乗せた引き揚げ船が帰港する博多で、引揚者が一時滞在する宿泊所が舞台。それぞれ抱える苦しみや先への不安は大きく、怒りをぶつけたりすねたりする人もいるが、それも含めて助け合って生きる姿が非常に印象深く、舞台から目を離せなかった。誰かを助けることで自分も生きる。助けられることで生かされる。一人ひとりの役者がそれぞれ違う形でそれを演じきっていた。
    これまで観た桟敷童子の芝居の中では動的な展開が控え目なほうのように思うが、意識せず涙がぽとっと落ちる瞬間が何度もあった。見えない「亀」が見えたような気がした瞬間もあった。ラストも素晴らしい。過去は悲惨で今後もなまなかなものではないだろうけれど、この人たちはこの瞬間、こう生きていた、それを明日につなげて、と祈るような気持ちにもなった。
    客演常連の俳優も含めて劇団が一つになってつくり上げる桟敷童子の舞台の凄さ、今回も堪能しました。

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    2026/05/29 21:24

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