公演情報
劇団桟敷童子「亀と潜水艦」の観てきた!クチコミとコメント
実演鑑賞
満足度★★★
アレッサンドロ・マルチェッロの「オーボエと弦楽合奏のための協奏曲ニ短調」をヨハン・セバスティアン・バッハが鍵盤楽器用に編曲した「協奏曲BWV974の第2楽章アダージョ」。この物悲しく美しい旋律が主題として奏でられる。満洲の首都である新京の映画館のロビーで流されていたという。新京で呉服屋を営み財を成した板垣桃子さん。同じく新京にいた大手忍さん。このアンニュイで悲しい旋律から色々と失った時間を思い出す。玩具のトイピアノでそれを弾くもりちえさん。
天才女優・大手忍さんと劇団の屋台骨の板垣桃子さんが地獄から歩み出す人間の物語を奏でる。何度も何度も何度も何度も同じ話を繰り返す。地獄から遠く遠くの白い光に向かって手を伸ばす。
人間のまんまでいる内に出来ることをやらなければ。
凄く良い作品。
是非観に行って頂きたい。