実力派による小劇場ミュージカル
出演者は「ミス・サイゴン」でアンサンブルを務めている面々。歌や踊りの実力は期待できるはず。
大きなミュージカルは、知名度や集客力でキャスティングされる。アンサンブルのほうが歌や踊りの技術は高い方が多い(ただ、舞台に必要な華があるかないかは別問題だけど)
この作品は、シアターグリーンという小劇場空間のほうが生きてくるのではないかと思う。
荻田浩一氏自身の演出によるバージョンは、ぬるいぼけた感じで少々期待はずれだった。
それゆえになおさら、小劇場でやるメンバーの志と実力に期待。