公演情報
中央大学第二演劇研究会「完熟華火」の観てきた!クチコミとコメント
実演鑑賞
満足度★★★★★
今回の登場人物は、花火職人の弟子のカナメを中心に、香港名家、香港マフィア、新聞記者、闇金などで、桃娘の少女ランを巡る争奪戦が描かれます。物語の起伏が激しく、舞台が香港ということで、珍しい演出や中国の衣装であちこち見入っているうちに飽きることがありませんでした。それぞれの立場で対立や争いがあるものの、カナメを中心とした登場人物が「信頼」で結ばれていて、人と人とのつながりが印象的でした。特に花火職人の親方が前科のあるカナメに対する心遣いには涙が出そうになりました。それを感じたカナメの恩返ししたいという思いや行動が本作のテーマだったような気がしました。
そして、皆さん凄く楽しそうに演技しているということが、すごく伝わってきました。ハプニングがあっても、セリフが飛んでもやり続けるのが素敵でした。演劇をやる上では当たり前なのかもしれませんが、それでもカッコよかったです。何でもありな学園祭のように、学生らしさもにじみ出ていた劇だったと思います。特に言葉のチョイスが面白くて最高でした。私は、竹原マシンガンさんが面白かったです。そして、最後の花火も幻想的でフィナーレにふさわしい美しい景色でした。4年生の皆さん、卒業おめでとうございます。1年間楽しませていただき、ありがとうございました。社会人になると忙しい生活が待っていると思いますが。またどこかで舞台を続けてくださいね。必ず観に行きますよ!