抜け穴の会議室 〜Room No.0002〜 公演情報 パルコ・プロデュース「抜け穴の会議室 〜Room No.0002〜」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    佐々木蔵之介さん一人劇団TEAM申第4回公演。大杉蓮さんさすが緊迫の二人芝居。
    2010年最後の観劇は、これでした。

    佐々木蔵之介さんが、やりたいことをやるために
    旗揚げした一人劇団TEAM申の第4回公演。
    今回は第2回公演作品(観ました)の部分改訂版で、
    共演者が仲村トオルさんから大杉漣へ、
    劇場も赤坂REDTHEATERからPARCO劇場へ拡大。
    小劇場にあっていた作品なのに大丈夫かなと
    少し思ってましたが、全く心配なし。

    二人だけでもその緊迫の演技に魅入られっぱなしの
    濃縮された充実の90分。
    さすが大杉さんです。
    「重病の娘を持つ父親」というシーンが急に始まっても
    一瞬でその役になり瞬時に観ているこちらが泣けてきた。

    初演時設定の兄弟は親子になり、
    話もシンプルに整理されたそうですが、
    確かにストレートに伝わってくるものがあった。
    良く考えると結構無理がある設定なんですけれど
    それは、二人の輪廻転生物語のためのお膳立てのようなものか。

    大杉さんはこの日の夜の東京千秋楽公演のあと、
    紅白に出てましたね。
    確かに渋谷だからNHKホールに近いか。
    「ゲゲゲの女房」の主人公の父親役も良かったなぁ。

    あと、さすがに初演時の楽屋落ちだった
    「登場人物の名前がウルトラセブンのウルトラ警備隊員」
    という楽屋落ちルールは変わったようですが、
    「アマギとフルハシ」は残ってましたね!!
    しかも親父は素行不良なフルハシが嫌いだっていう…。(笑)

    0

    2011/01/02 03:09

    0

    0

このページのQRコードです。

拡大