満足度★
ただただ閉口した
リクエストの多かった再演物で初演のコリッチでの評価は☆4つだし、公演3週間前にチケットがほとんど売り切れ状態というツイッターの書き込みにあおられて期待感がふくらみ、観劇して大いに後悔した。
自分の中の生涯ワースト1を更新。
タイトルと「最愛の者を失って2年。あの頃の想いは、貴方の胸にまだありますか?」というコピーからクリスマスにふさわしいハートフルなストーリーを勝手に想像したのが大間違いだった。
「どこまでがノンフィクションでどこまでがフィクションが分からない」というのがミソの劇団らしいが、基礎も何もあったものではない劇団員の酔いしれた素人演技を延々見せられ、途中退出したくて時間を持て余し、時計と天井を何度見たことか。ひたすら耐えた1時間45分。
実力選抜主義で配役を決定する劇団とのことで大仰な公演ドキュメントがパンフとして配られたが、舞台に立っているのが選抜エースたちなら、振り落とされた劇団員はいったいどんなレベルなのか。
高校演劇でももっと上手いと思う。
身内以外でこの劇団の芝居が好きという人の気持ちが私には理解できない。
劇団員全員、他の優れた劇団のWSに参加し、一から勉強し直すことをお勧めする。
自分の中では評価以前のレベルだと思うが、コリッチのシステムだと「評価なし」は「棄権」と同じ扱いなのであえて☆1つとさせていただく。
2010/12/18 09:27
2010/12/18 09:17
2010/12/17 12:04
酷評にもかかわらず、コメントをいただき恐縮です。
独自の手法と信念を持つ劇団だということはわかりましたが、ときには客観的に自分たちの劇団を捉えることも大切だと思います。あの呼吸法が癖になっていたら他の芝居に出るわけにはいかないと思うので。ひとつの台詞が長台詞で、俳優の呼吸がうまくいかずつっかえるのがとても気になりました。滑舌が悪すぎて何をしゃべっているのか伝わらず、台詞が上滑りに聞こえてしまいます。まず、滑舌をよくすることが先決かと・・・。