夏休み 蝉と一緒に 本を読む 公演情報 作戦会議「夏休み 蝉と一緒に 本を読む」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    役者さんは頑張っていた
    空港建設反対の決起、立て篭もり小屋での話しであり。
    いよいよ小屋も壊される事となる、当事者達の身の振り方や。
    語られる、小屋建設当時のさまざまな事件や人間関係。
    なのですが、今ひとつメリハリが感じられず。
    起承転結のフリ幅が小さく、観客へのメッセージ性が少なく感じました。
    ちょっと残念。

    ネタバレBOX

    いろいろと各登場人物に、さまざまな過去があり。
    それが今の生き方や考え方になっているトコロの説明が、
    割と観客の想像に頼った感が否めなかった。

    各キャラクターは良く色が出ていました。
    人の役に立つ事に全てを掛けてる、お助けおばさんとか。
    普通に見えて、だんだんとズレみせるのは上手かった。

    親と同じく、小屋で首つってしまった主人公の葛藤や苦悩は、
    もっとイロリロと出すべきだったと思いました。
    自殺はしそうではあったけど、う~んそれほど思いつめてるようには、
    見えなかったし。予感させるエピソードも無かったんでねぇ。

    ヒロイン役の暴露話は凄味あったけど、
    感情の吐露が今ひとつ中途半端に感じました。
    押さえまくるか、段々とテンション上げて思いっきり昂ぶるかして欲しかった。
    かな。

    状況の説明と、判り易さ。
    観客に伝える情報量は多くした方が、作品世界に合っていたと思いました。

    芝居のスタジオは、一軒家の改造みたく見えましたが。
    普通の住宅街の中にあるとは、少々ビックリでした。

    追伸:煙草は嫌いなので、できれば舞台上とはいえ吸って欲しくはないです。

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    2010/12/04 23:37

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