公演情報
新宿梁山泊「恭しき娼婦」の観たい!クチコミとコメント
期待度♪♪♪♪♪
サルトルのこの演目は一昨年辺り風間俊介主演のを観る機会あって既知の戯曲だが、状況劇場(当時はシチュエーションの会)の初演の演目である事との符合には至らずで、金守珍演出ならばそこを抉って見せてくれるのでは、と。。
サルトル=実存主義の「実存」とは、普遍的真理なるものが揺らいだ大戦後、その時その場(状況)に関わりその状況固有の(そして己自身の)真実を見出す・・的なニュアンスに思うが、演劇におけるアングラはこの思想を体現したものだと説明されれば納得である。
が、あの作品のどのあたりにそれは窺えたか、吟味したく出向く事だろう。スズナリだし(またそれ)。我ながら贅沢な話である。