プンティラ旦那と下男のマッティ 公演情報 MODE「プンティラ旦那と下男のマッティ」の観てきた!クチコミとコメント

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    二時間半の大作でした。

    ネタバレBOX

    大地主のプンティラは酔っ払っているときは人間性あふれる好人物に見えるが、しらふになると冷酷な資本家に戻る。運転手マッティはその性質を見抜いている。お嬢さん育ちのプンティラの娘エヴァ、その婚約者の外交官、プンティラの取り巻きである裁判官や牧師、プンティラに振り回される労働者や女たち。フィンランドののどかな自然を背景に描かれるドタバタ喜劇は、ナチスの手から逃れ北欧への亡命中の1940年に書かれた。 初演は1949年。第二次大戦後、亡命先のアメリカの赤狩りから逃れ、ようやく東ドイツに帰国。そこで設立した劇団ベルリナー・アンサンブルの旗揚げ公演が、このプンティラ旦那と下男のマッティ。古い時代で話ですが、人間はそんなには変わらない。今ならとんでもないハラスメントになりそうですが、人々が生き生きと暮らしていて、元気をもらいました。見ていて楽しかったです。ただ、初見だと何の話か分からないので、あらすじを理解してから見た方が良いです。

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    2025/10/22 23:17

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