実演鑑賞
舞台が散らかる毎に鮮明になる心象風景。散らかった所から何かを探し出す必要がある事、流れるこの涙が水である事、叫ばれるその声が振動である事、海や山水平線や稜線がこの身体に在る事をバストリオの演劇は教えてくれる。潮騒や山彦の様に繊細で心強い応答だった。作品から受け取ったテーマを鑑みたときに「満足度」をつけることが憚られたためお控えしますが、今必要な演劇であったと痛感します。(せんがわ劇場のHPに劇評をお寄せしました)
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2025/07/31 13:42
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