踏切のサーカス 公演情報 キキタガリ「踏切のサーカス」の観てきた!クチコミとコメント

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    20日バージョンを観劇。
    昨年のポラリス同様、今年も素晴らしい劇空間でした。
    きちんとした美術に、美しい照明、実力ある演者(声のプロ多数)。
    激動の時代に、一篇の詩が生まれる話。
    芸術家(クリエイター)の生みの苦しみや嫉妬心。
    美しい言葉の協奏曲が、耳からも目からも届いて、吸い込まれるようシーン多数でした。

    全体の構成が前回に比べると、藤丸亮さんの作・演としては、散漫で中弛みを感じるところがあったのですが。
    今振り返ってみると、全編があまりにも構成的にかっちりしてるよりは、作品全体の構成も詩的だったのかも、とか。

    一応、朗読劇分類ですが。美術、衣装、各種演出に簡素なところは無く。
    演者の立ち位置も目まぐるしく変わります。
    一般の舞台劇と違うのは、演者が台本を持ってるところと、演者は演者同士で芝居するとゆうよりは、観客に向かって芝居を届ける形になってます。
    これ、よくある朗読劇ともストレートプレイとも違って、新しい表現に感じる。

    こちら、やはり一人でも多くの人に触れてもらいたい舞台だと思うので、昨年と同様2日間、4公演のみというのが非情にもったいなく思われます。
    円盤や配信もありませんし、口コミで広がるだけの余裕も無い。
    お忙しい方ばかりなので、こういう形らしいのですが……。

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    2025/07/23 12:05

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