地域演劇の人々 公演情報 弘前劇場「地域演劇の人々」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度

    んー、印象に薄い
    ずーっと観てて、あれっ!? もう終わったの? っていうのが正直なところ。

    台詞の端々に「らしさ」は見え隠れしているのだけど、今回それが
    発揮される前に打ち切られちゃった感じで、結局「ん、こういうのも
    アリなのよね」で感想が終わっちゃうんです。 残念。

    ネタバレBOX

    「夜のプラナタス」大好きで劇中劇に使われたのは嬉しかったけど、
    いかんせん長過ぎると感じた。 本編の半分以上を占める劇中劇って。。
    「夜のプラナタス」の、台詞の妙を再確認する機会に終わっちゃって。
    これだったら、再演にした方がよいかな、と。

    自身を題材にした疑似ドキュメンタリー的な内容といい、メタ演劇
    手法といい、やっている本人達は何がしかあるのだろうけど、大半の
    観客にとっては、そこに意味を感じられなかったら「へー、それで?」で
    終わってしまう危険があるから難しいのです。

    結局、劇中劇に食われて本編の内容が薄くなり、つられて台詞(私は
    弘前劇場の、軽妙だけどいきなり重みを醸し出す台詞に魅力を覚える)の
    比重もぐっと減ってしまったのが、とどのつまり敗因なのかな、と。

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    2010/10/23 22:52

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