隧道 公演情報 劇団ZERO-ICH「隧道」の観てきた!クチコミとコメント

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    沖縄の文化や人等を前面に出してきた作品でした
    開演前のBGMもだしー
    スタッフさん踊ってたし~♪
    面白かった(^_^)

    舞台は劇場中を使って
    三方を客席にする形で
    駅前劇場では珍しいですよね確かに

    沖縄かーなんか
    いろいろ思い出すなぁ
    サーターアンダギー作ってきてくれた野底さんとか
    なんで東京の魚って黒いのばかりなんだろうと
    言ってたなぁ=沖縄の魚屋さんはカラフルだって
    (アミさんに似てる感じでしたねぇ野底さん)
    山では亀に注意の看板出てて
    海岸では山羊を焼いてはいけませんと
    立札があってー
    琉神マブヤーなんて漫画もあったなぁ
    ・・・阿多ちゃんも元気かしら・・・
    と いろいろ沖縄に浸れた2時間10分の作品

    ちなみに沖縄では
    わかりやすい米軍の基地問題あるけど
    関東では見えない横田空域問題があるんだよ
    敗戦国のドイツでさえ
    もう制空権は自国のものにしてるの
    この愚かな国だけだよ
    自国民の目や耳をふさいでるのは

    ネタバレBOX

    沖縄県の田舎から想いを抱いて上京してきた
    売れない劇作家の主人公。
    かつての夢を忘れ毎日をダラダラと生きている。
    そんな中、故郷の沖縄に帰った際。
    主人公同様に東京に出てきてて、
    金持ちを目指している友人の紹介で、
    事故物件に1~2か月住むだけで、
    60万円が貰えるという怪しいバイトを紹介され、
    自らの懐具合もあって住むことにしたのだが。
    そこは押入れがあるだけの狭い部屋。
    風呂もトイレも部屋には無い。
    しかし、その押入れは。
    不思議な長い長いトンネルへとつながってるらしく。
    住み始めた部屋で男は死んだはずの恋人に再会し。
    主人公のマブイが抜けてるから、
    お前のマブイを一緒に探しに行こうと。
    彼女からトンネルへ誘われてゆくのであった。
    と ここまでがプロローグで 
    タイトルを
    その白い印象的な押し入れに投影しての
    本編スタートとなります

    ここまで来るのに
    主人公が久々に地元の豊明祭見に戻ってきて
    いろいろと沖縄の伝統文化を見せてくれて
    楽しませてくれました
    オスプレイのネタは面白かった

    トンネルを潜って
    保育園で東京から来た彼女との初めての出会い~
    ネズミの国やら過去の話を順次巡って
    高校時代に彼女から誘われて
    芝居の世界に入り始めたこと
    ~東京の大学に主人公が出て
    沖縄に残った彼女さんが19歳で三人の米兵に
    強姦され殺された話など過去をなぞり
    その彼女が亡くなった話を芝居化して
    周囲との軋轢を生じた事など
    主人公サトシの過去を掘り下げていって
    恋人がサトシのマブイを取り戻して
    入れてくれて祭り後の飲み会で
    サトシは自由に笑えるようになって終演です

    いろいろと小道具の作りが雑だったりしてたが
    まぁ味というコトでー
    サンシンの演奏とか
    沖縄方言の解説に
    普通に会話する沖縄の方言とか
    地域色が濃厚で楽しめた分
    星数はオマケいましまする

    保育園で子供をしつける
    押し入れ閉じ込めで
    無実の罪で入れられた彼女さん
    絶対に許さない
    同じように閉じ込めるんだー は
    性格わかりやすくて受けました(^ー^)

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    2024/12/28 01:45

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