実演鑑賞
満足度★★★★
4年前の藤田俊太郎演出の初演を見た時も「面白い!」と思ったが、今回も同様に面白かった。二度目(蜷川演出版のDVDも入れれば3度目)の観劇である。今回は音楽がいいと感じた。藤田版は「祝祭音楽劇」と銘打っているように、宮川彬良作曲・指揮の音楽が非常に雄弁に物語を引っ張っていく。冒頭とラストはロック民謡調、恋人同士のデュエットは演歌調、ヤクザの親分たちの歌はジャズ調と、曲想も多彩で豊かである。初演と同じく3時間半(休憩20分)だが、全く飽きない。唯月ふうかのドスのきいた女侠客と華やかなお嬢さんの一人二役が面白かった。
ネタバレBOX
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2024/12/13 00:30
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