実演鑑賞
満足度★★★
若さ溢れる女子高生の心霊劇であり心象劇。物語は、概ね説明に書かれている通りであるが、何かしら違和感を覚える。公演は、プロジェクションマッピングを使って柔らかみ ファンタジーな雰囲気を醸し出す。演出は勿論 演技も丁寧で、しかも登場人物は皆女優でフレッシュであり華やか、しかし描かれている世界観はここから先は行き止まり といった悲しみが…。それをどう乗り越えるかと、女子高校生の友情がモノローグ的に紡がれる。
先の違和感は物語の核とも言うべき内容で、自分の勘違いなのか、もしくは観逃したか聞き逃したか。劇中も書かれている説明も同じで、その設定と展開の理解が追い付かないところが惜しい。自分の拘りかも知れないが、物語のテーマを語る上では重要だと思うが…。
(上演時間1時間45分 休憩なし)【空色チーム】