満足度★★★
後味の悪さ
宮沢賢治の「ビヂテリアン大祭」じゃないけれど、「食物連鎖」の「肉食」がテーマ。動物界の弱肉強食という、ふだん、あえて目をつぶって生活している我々にストレートに問いかけてくる諷刺的な作品だった。
選曲が場面によってバラバラな印象。演出が少々泥臭く感じられた。
安易なハッピーエンドにしなかったのは評価したいが、後味は悪かった。
長時間の前回の反省を踏まえ、1時間35分にまとめたという点も評価したい。それでも、権力闘争が長く、途中もたれてしまった。
おかしくもない場面で、最前列で1人で笑っていた客が悪目立ち。出演者の友人のようだが、雰囲気を壊すことに気づかないのだろうか。
照明が落ち、出演者の一礼もなく終わったので、観客もタイミングをはずしたのか拍手がなかった。すぐに出演者が「ありがとうございます」と言って面会に舞台へ出てきたところで、拍手が起きた。どうせなら、舞台上で全員そろって挨拶したほうがよいのでは?
2010/09/13 14:34
2010/09/13 05:33
2010/09/11 00:33
2010/09/10 23:35
旗揚げして日も浅く、これからいろいろなことに挑戦していかれる劇団だと思うので、可能性も無限大でしょうし、楽しみにしています。