生のひと 生いがいのひと 公演情報 元東京バンビ「生のひと 生いがいのひと」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    緩くておバカな狂想曲
    妹・愛は恋人との同棲生活にトキメキを感じなくなって、姉の経営する「スナック・さわこ」に転がり込む。しかし、さわこの恋愛感覚はとんでもなく大胆に男と見ればエッチをしちゃう野獣のようだった。笑


    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    さわこの現在の男遍歴は安岡力也風の男だったり、店員だったり、幼馴染の別府だったりする。二股三股は当たり前!自分を愛してくれそうな男なら誰でも良いなんて捩れた渇望する愛だった。

    しかし、さわこのこの恋愛狂想曲にはさわこの幼い頃の生い立ちが関係していた。それは、愛が再婚相手の義母の連れ子だった為、さわこの父は実子でない負い目から愛ばかりを異常に可愛がったのだった。幼い頃から実父の愛情に飢え、誰からも愛されてないと感じていたさわこは父親の愛情を埋めるために男に走っていたのだ。

    しかし、屈折した愛を持ち、簡単に男とエッチしてしまうさわこに対して真剣に恋愛する男は居ない。結局、誰からも愛されてないのだが、それでもさわこは独自の恋愛の定義をぶちかまし、意気揚々と男を狩るのだった。笑

    登場するキャストらのキャラクターがホント面白い。釜風味あり~の、顔のでかい小さな巨人あり~の、なんだか動物ランドみたいなナリだ。笑)

    それでも、さわこと別府との恋愛は「なんとなく付き合って、なんとなく結婚して、なんとなく子供を生んで、幸せな家庭をつくろうよ。」なんてセリフから、おお~、上手くいくんじゃないの?!なんつーて応援したくなったけれど、別府も旅人のようにさわこから離れてしまう。

    結局薬局、妹の愛だけは地道に恋人と結婚するようだが、さわこはこのまま狂想曲するのだった。笑
    さわここと、しまさきまちこのコミカルさが素敵だ。彼女のキャラクターがあったからこそ、この物語に色鮮やかになった。更に何言ってるのか解らない力也のキャラクターには大笑いした。

    とんでもなくバカバカしくて楽しい舞台だった。

    4

    2010/09/06 17:41

    0

    0


  • 東京バンビ3号>
    コメントサンクス。
    東京バンビのお味はじつに美味でした。
    いあいあ、お隣の劇場と言わずに紀伊国屋あたりを目指してください。

    >来年3月もさることながら、その先も見据えて動き始めております。

    そ、そんな先まで・・(・・!)
    どえらく大変ですなー。ワタクシのように能天気に日々を過ごしてる人種には到底想像もつきませんが、考えたら箱を抑えるだけでも計画性がないと出来ませんよね。
    ワタクシが考える先の事と言ったら、明日の飯の心配のみです。笑

    次回も楽しみにしていますね。

    2010/09/10 23:31

    みさ様

    遅ればせながらご来場誠にありがとうございました。
    東京バンビのお味に、お気に召して頂いたようで、幸いです。
    毎回味が変わる東京バンビで、まだまだウダツの上がらない、小劇場界の底辺にいますが、底辺から、今回のお隣の劇場を虎視眈々と目指しております。
    何卒今後とも暖かくも、厳しい目で見守って頂ければと思います。

    来年3月もさることながら、その先も見据えて動き始めております。
    またのご来場心よりお待ちいたしております。
    ご来場誠にありがとうございました。

    2010/09/10 21:50

    INA>
    コメントサンクス。
    今回、しまさきまちこさんが頑張りましたねー、素晴らしかったですよ。
    そしてすっごく楽しめた。

    >次回公演は来年3月、さっそく次回に向けて走りだしたいと思います!

    劇団の方たちって休む暇がなくて大変ですね。
    舞台が終わった時点で、次への稼働が始まる。とよく耳にします。
    ご自愛しながら頑張ってくださいね。
    3月も楽しみにしています。

    2010/09/10 17:30

    観てきた!コメントありがとうございます

    返信が遅くなりましたが、楽しんでいただけたようでとても嬉しく思います
    無事、千秋楽まで終えることができました。
    次回公演は来年3月、さっそく次回に向けて走りだしたいと思います!

    ご来場、本当にありがとうございました!

    2010/09/10 16:31

このページのQRコードです。

拡大