「世帯休業」/「運を主義にまかす男」 公演情報 劇団東京乾電池「「世帯休業」/「運を主義にまかす男」」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    初岸田作品
    戯曲賞で有名な岸田國士の短編2本立て。両作とも昭和初期のゆったりとした時間の流れの中にユーモアを感じさせる作品でした。

    『運を主義にまかす男』
    「果報は寝て待て」がポリシーの男と「犬も歩けば棒に当たる」がポリシーの男とが同居する家に色々な人が訪ねてくる話。みな淡々とした演技で、もう少しメリハリがあった方が良かったかもしれません。

    『世帯休業』
    倦怠期の夫婦が一時的に夫婦であることを止めているところに、親戚の遺産相続の話が来て…、という話でした。夫婦とその下宿人の3人の会話の間合いが楽しかったです。妻役の高尾祥子さん、台詞の言い回しは舞台設定に合ってない感じでしたが、コケティッシュで魅力的でした。

    定員30人もなさそうな小さな劇場でしたが、しっかりとしたセットが組んであり、良い雰囲気を出していました。

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    2010/08/24 23:34

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