48-41 公演情報 限界突破男組「48-41」の観てきた!クチコミとコメント

  • 脚本の出来は拙く、演技も上手いとは思えない。
    しかし、がむしゃらなのがいい。余計な小細工を使わず潔く全力の姿には好感。
    柏で活動する劇団松葉ステッキからのユニット公演。冒頭で世界の終末に偶然居合わせた6人の物語、中盤に配役をその場で決める演目、最後に向けて冒頭の登場人物それぞれが終末を迎えるまでを各役者が自身で脚本を書いた数分の一人芝居が並んだ内容。
    企画としては勿体無い部分も。例えば中盤の演目でその場で配役を決めるくじ引きの際に『お?何これ?このくじ引くの?引けばいいの?』みたいな茶番が行われる。そしていざ演目が始まると台詞のつっかえもなくスムーズに進むので、配役シャッフルってネタで本当は決まってたんじゃないの?と思えてしまった。終演後に聞いたらシャッフルなのは事実だったらしいが、誰でも大丈夫な様に稽古に励んだそうだ。心意気は良いが、こういう企画に客が求めるのは「失敗するかもしれない危うさ」だと思う。絶対に落ちる気配のしない綱渡りなんて見てて途中で飽きてしまう。第二回公演があるのであれば今回の経験を糧にして欲しい。

    ネタバレBOX

    がむしゃらが発動出来た時点で、そもそもの本体の劇団より観る価値があった。

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    2010/08/23 10:20

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