実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2024/05/23 (木) 19:00
C(5・6)を観た。A・Bに比べて物語に動きがあると思った。54分(20分休み)68分。
5「ある殺人の物語」は、偏屈なタクシー運転手・不道徳でいらだつ若者・新人弁護士の3人の物語が交錯し、出会うところで起こる悲劇…、な話。不条理な印象はあるのだが、エンディングはちょっとショッキング。
6「ある愛の物語」は、本シリーズ中で初めてと言ってもよい笑いを取る演出。画家の女性の部屋を覗く19歳の青年の物語。展開は読める気がするけど、青年と同居する友人の母役の名越志保の趣きが良い。
6では「覗き」を可視化するためにセットを大きく変えていたが、それも含めて、6が演劇にして面白い作品だと思った。尤も映画で観るところを想像しても良い作品にはなりそうだが…。