フィクショナル香港IBM 公演情報 やみ・あがりシアター「フィクショナル香港IBM」の観てきた!クチコミとコメント

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    映画『フィクショナル香港IBM』の話はSF映画として面白かったし、舞台美術も素敵だったし、なのですが、違う。なんか違う。この映画を見たことになっている2人の世界が実はもうRPGなのではないかと思えてしまう。
    こうして2人は2度と会うことはありませんでした・・・の話を、こう考えられたら2人はその後もうまく行っていたのではないかと言う捉え方の指南をしているかのようにも思えて見ていたのでしたが、そこがRPGの分岐点だったのではないか?と、RPGなど一度もやったことのない私は思ったのでした。
    そして人生は一度きり。

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    2024/05/07 01:25

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  • >私の「観てきた!」に👎マークがつきました。意見があるなら言ってくれ!と思います。

    私のにもついてますね。いやあでも、読んでくれているだけでもありがたいことです。読んでないかもしれませんが(笑)

    2024/05/09 10:03

    まとめ、ありがとうございます。
    ループものは大抵こんがらかってしまいます😅。

    私の「観てきた!」に👎マークがつきました。意見があるなら言ってくれ!と思います。

    2024/05/09 02:10

    記憶がほとんど飛んでいるので怪しいですがまとめてみました。

    リアルとバーチャル(ここではフィクショナルと言うべきか)が融合している世界なのでしょう。カップルにとってはすごく地味なRPGです。一つのゲームがゲーム内では60年ですがリアルにも3年くらいかかり、自由に抜け出せないので、ゲームの人生がリアルな人生になってしまいます。肉体は「マトリックス」のようにどこかで生命維持装置に入っているのでしょう。

    大富豪にもスーパーヒーローにもならない(なれない)普通の人生のほとんど変わらない繰り返しですからそれ自身を演劇にしても面白くも何ともありません。そこで魑魅魍魎が跋扈する猥雑世界を並行して描いたのでしょう。

    カップル側のあらすじ
    この映画で夢見た未来がこのカップルが映画を見るころには実現されていて、3年くらいで死んでリセットされ、また映画を見るところに戻ります。リセットされても記憶は全部残っているので新しい人生ではより自分が良いと考える選択ができます。時間経過に従いリアルの肉体はどんどん失われて脳の中枢部のみになり、そこからは10回くらい同じ人生が繰り返されます。同じだと分かっていてもそれを楽しめるようになっていて、やがてリアルの世界でも死を迎えます。

    こういうSFは「ループもの」と呼ばれます。
    ***
    Wikipediaによると
    浅羽通明はループものに留まらない他のジャンルと比較するための分類法として、ループものを以下の4種類に分類している。
    1.主人公がループをネガティブに受け止め、苦難する姿を描く
    2.主人公がループをポジティブに受け止め、成長する姿を描く
    3.主人公がループを特定の問題の解決に用いる
    4.主人公がループする状況そのものを楽しむ
    ***

    私の知っているものでは「オール・ユー・ニード・イズ・キル」に近いです。これは基本3少し2で相手のボスを倒すことが目標でしたが、本作は基本4少し3で自分のできる最良の選択をして人生をまっとうすることがミッションです。

    2024/05/08 13:04

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