フィクショナル香港IBM 公演情報 やみ・あがりシアター「フィクショナル香港IBM」の観てきた!クチコミとコメント

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    スタイリッシュな舞台美術の中で、同じような場面が繰り返されるが、少しずつ変化していく。物語は1988年の初デートから2088年の近未来までの男女2人の回想劇といったところ。それも単なる回想ではなく、仮想空間(電脳都市ーフィクショナル香港 IBM)という非現実の中に 自分たちのリアルな記憶(人生)を重ね紡いでいく。

    人生は、「縁は異なもの味なもの」「生きるって素晴らしい」といった言葉では言い表せない不思議に満ちている。人生は先々何が起こるかわからないから面白い、といった哲学めいたものではなく、例え これから観る映画のストーリーやラストを知っていようとも、また この人と一緒の人生を歩みたい。「これから観る映画のこと、なんで全部言っちゃうの」という非難めいた言葉より「これからいっしょに観る映画(人生)はとっても面白いんだ!」という前向きな言葉のほうが楽しめる。

    この公演、結末を知っているにも関わらず リピーターが多いのは、何度観ても飽きず 楽しめる(魅力がある)からだろう。ちなみに、自分の隣席の人は5回目だと…。
    (上演時間2時間 途中休憩なし) 追記予定

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    2024/05/07 00:40

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