実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2024/04/14 (日) 17:30
A(1,3)を観た。淡々と人生を描く作品。どんな意味があるかを考える。50分(20分休み)47分。
ポーランドの映画をベースに舞台化。1980年代の後半、ワルシャワのアパートに住む10の家族の物語を、10本の作品で淡々と描いたらしい。
1「ある運命に関する物語」は言語学教授の父と、12歳の息子、そして叔母の物語。ある意味で日常を描くが、とある事件で…、の展開。
3「あるクリスマス・イブに関する物語」は、タクシー運転手の男がイブに家に帰ると、元の恋人が来て…、の物語。どちらも、ちょっとした事件は起こるが、どこでも起こりうるかも知れない物語。
これを映画で観るのと、舞台で観るのとでは、印象が違うと思うが、舞台化した意義は、とか考えてしまった。演劇的なクオリティは極めて高い。