実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2024/02/16 (金) 14:00
この会場の特色である演技エリア中央にある階段を応用して階上に舞台がある階下の楽屋という設定にしたのはここでの公演が多いオフィス再生の高木さんらしい見立て。そして原典から省いたり加筆したりした上演台本は観劇慣れしていない方にも優しくワカり易い、
それと同時に「楽屋」という芝居を知っている観客に対しては開場時点から「なるほど、そうしたのか……でもアレはどうするの?」と思わせる舞台美術や開演5分前に「そうきたか♪」とくすぐる「シカケ」、一般的には上演中は消灯する非常灯を点けたままにする工夫(?)などマニア(笑)への目配せもふんだん。
あと、「あれ」を「そうした」ことにより序盤で「雄弁に語る手」を見せたり、「影」を上手く使ったりしたのも面白い♪
さらに文字通り「手作り」感満載の当日パンフレットも佳き♪