幻の奏 公演情報 イノセントギアカンパニー「幻の奏」の観てきた!クチコミとコメント

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    持田千妃来さん出演。
    終演後のカーテンコールで主演の黒須みらいさんが「ネタバレOKなのでSNSどんどん書いて」と。まあでも、こりっちはネタバレBOXという便利なものがあるので活用します。

    持田さんは「かなで」役。初日は体調不良のため、脚色演出の榎あづささんが代役で出演されたそうです。
    初日ではないですが、それについて榎さんと会話させていただく機会がありました。急だったのでファンの方が来られるということは難しかったようですが、たまたま来られた方もいらっしゃったとか。その方にとってはとても貴重な回だったことでしょう。
    持田さんの体調が心配でしたが、2日目から出演されました。私が観劇した回ではとても力強い演技をされて、ほっとしました。ただ顔色があまり良くないように見えたので、無理をなさっていないかと心配も。お話をうかがう限りはお元気な印象で、安心しました。
    最後の2日間は中止になったこともあり、上演12回の予定が8回、持田さんは7回でした。自分は千秋楽の観劇予定がなくなりましたが、1回でも観劇できたことは幸いでした。

    「あきら」の黒木美紗子さんは2018年の「音楽劇ヨルハVer1.2」でリリィ役だった方なのですね。持田さんがヨルハ十六号の役で、共演されてました。あきらはリリィの幼さとはかなり違ってて、気づきませんでした。もう6年も前なんですね。時がたつのは早い・・・。

    「くみ」の黒須みらいさん、調べたところ2019年の「Stray Sheep Paradise:em」にフレームメイド(アンサンブル)で出演されて、こちらも持田さんと共演されていたようです。これは気づくのが難しいので許してください。

    「ちさと」の栗原みささん。2021年の「菅生ゼミ休講のお知らせ 3期」での日替わりゲストで拝見しました。しかしなんと言っても2019年の「トルツメの蜃気楼」の印象がすごいです。アイドルになれると騙される3人組のひとりですが、栗原さんだけはよく覚えています。それだけ目立ってました。今回も同様に、なぜかはよく分かりませんが、印象が強かったです。

    榎さんは2022年の「亡国ニ祈ル天ハ、アラセラレルカ」で主役級の熱演をされてました。それについてもお話を聞かせていただくことができ、ありがたかったです。

    ネタバレBOX

    序盤で「ももか」が遊びでピアノを弾いているのを「くみ」が凝視して固まっているシーン。理由は終盤に分かりました。チラシに答えは書いてあるんですが読んでなかったです。でも読んでなくて良かったかも知れません。謎を感じることができました。

    くみはフォーカル・ジストニアでピアノが弾けなくなった、という背景が。後日調べたところ、音楽家特有のもので、原因は明確でなく、対処法はまだ確立されていないようです。

    最後にかなでの歌う「アメイジング・グレイス」で、くみはピアノを弾きました。
    かなでの歌唱は台本の言葉を借りると「めちゃめちゃ上手いわけじゃないけど、楽しそうで可愛らしい歌声」です。お見事でした。

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    2024/02/12 01:02

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