Don\'t worry,Be happy. 公演情報 劇団S.W.A.T!「DonDon\'t worry,Be happy.#39;t worry,Be happy.」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    めちゃんこおもろい!
    露天のシーンから。。
    もう始まりから笑える。初見だったけれど、こんなにもオモチロ可笑しい劇団だったんだね。

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX


    油川温泉・清風館にやってきた青田ファミリー、つまりヤクザ屋さんは組の金を持ち逃げされてすっからかんになってしまった。なんとも情けないヤクザ屋だった。笑
    だから旅館で散々豪遊したものの、220万円の支払いが出来ない。そこで清風館主催の芝居が劇団の都合で開催出来なくなってしまった代わりに青田ファミリーにやらせようと清風館の番頭は考えた。これなら既に完売してしまったチケット代を払戻さなくて済むからだった。

    青田らは泣く泣く引き受けるも「清水次郎長」の公演と聞いて俄然張り切りだす。しかし、青田組の親分の演技がかなりマズイ。そこで学生の頃、演劇部だったサダ吉を演出させることになるも、親分子分の師弟関係が邪魔して親分に演技指導が出来ないサダ吉。しかし、親分の娘に中に入ってもらいキャストとしてではなく「たちまわり指導」として本領を発揮して欲しいと娘に言わせる。しぶしぶ納得した親分と子分らの練習風景がとにかく可笑しい。

    そして・・ついに本番の日。セリフの合間に本音のツブヤキが入り、この部分も実に可笑しい。ヤクザの弱音みたいな情景も映し出され切るわ切られないわで、バカバカしいほどはちゃめちゃなのだ。

    そんな中、どーにかこーにか無事に公演は終わったものの、サダ吉の学生の頃の演劇部の連中が観に来ていたことを知った青田組は「お前には帰るべき場所があるだろ。」とサダ吉をカタギに戻そうと一世一代の大芝居を打つ。という筋。


    ここの劇団の笑がワタクシ好みだった。物語の筋立てもとにかく緩くて可笑しい。でもって終盤に一人の男の恋の成就のためカタギに戻させる展開も粋ではないか。サダ吉が物語り全体のナビ役としてストーリーを回すのも実に解り易く大衆向けだと思う。

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    2010/07/18 22:07

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