期待度♪♪♪♪♪
灰衣堂愛彩が主宰する時代絵巻AsHは通常登場人物は男だけなのだが(時代劇で女性を登場させない作劇はかなりの困難がつきまとうとおもわれるのだが)、男女混合作が2つだけある。それ以外に源平合戦の屋島の戦いの場で小舟に日輪の扇を立てて源氏に射てみよと誘う玉虫役で灰衣堂自身が後ろ姿のみで出たことはあるが…。
それが今回は女性だけで江戸城無血開城を導いた大奥の物語を上演するという。生粋万鈴や泉川萌生など良く知る女優も多く客演するが、楽しみは吉水恭子・雪乃母娘の共演だ。この母娘が同じ舞台に立つのは所属劇団の風雷紡でも最近はなくて18年8月の「ロンギヌスの槍」以来となる。AsHの美しい公演チラシを毎回担当している椿紅鼓(デザイナーとしての名は京山琴佳)も出演する。こういった諸々を含めて、どういう舞台になるのか楽しみはつきない。
ところでこの公演が華ノ壱となっているからには、今後も女性だけの舞台も続けていくということか…